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テレビディレクター(D)
ディレクターは、プロデューサーのもとで番組制作の実務を担当します。演出とも言われ、自ら情報収集や取材をし、台本も書きます。またVTRの構成や編集をしたり、番組内で使用する音楽や効果音を決めたりもします。大きな番組では複数名のディレクター(D)で役割を分担したり、構成作家と一緒に内容を考え、アシスタントディレクターと一緒に番組を進行していきます。収録前には台本をチェックしてカット割りを決めたり、技術スタッフや美術スタッフと打合せを行います。本番中はモニターを見ながら出演者やスタッフに指示を出して番組を進行します。通常、ADを3〜5年ほど経験し、ロケを任されるロケDや番組内のコーナーを任されるコーナーDを経験しながら、徐々にディレクターとして番組を任されるようになります。番組制作会社で数年ディレクターとして経験を積んだ後、フリーのディレクターとなって活躍する人も多く、その場合実力次第では年収も倍増します。
テレビディレクターの仕事は、テレビ局または番組制作会社で求人・募集があります。
【必要キャリア】AD経験数年以上
【年収の目安】300万〜800万円前後。制作会社所属のディレクターとフリーのディレクターでは平均年収に幅があります。
【年収の目安】300万〜800万円前後。制作会社所属のディレクターとフリーのディレクターでは平均年収に幅があります。