会社概要

社名
株式会社キャリアトレイン
設立年月
2008年11月
代表取締役
石川かおり
所在地
〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目14-5 Daiwa赤坂ビル7F
弊社へのお問い合わせは、「お問い合わせフォーム」からお願いいたします。
資本金
2,290万円
事業内容
・有料職業紹介事業【許可番号13-ユ-303844】
・求人広告事業
・人材の職業適性、能力開発事業
・企業内教育研修事業
・スクール、セミナー及びイベントの企画・運営
・上記に附帯関連する一切の事業

アクセスマップ

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目14-5 Daiwa赤坂ビル7F
地下鉄 千代田線 赤坂駅 2 番出口から徒歩2分
地下鉄 銀座線・南北線 溜池山王駅 10 、11 番出口から徒歩5分 現在地からの地図を見る

キャリアトレインの成り立ち

マスコミ業界への就職・転職の入り口として・・・

マスコミ就職・転職No.1

このダサいネーミングがまさか社名とは思いませんね。 2008年夏、会社設立の際に候補に挙がった社名の1つでした。 理由はそのまま、「マスコミ業界専門の人材会社としてNo.1の会社になりたかった」からです。

営業としてマスコミ業界のニーズを開拓

某都内テレビ局から派生した、放送マスコミ系の企業に勤務していた私は、 人材紹介部門に所属し、営業としてクライアントと登録者(求職者)との橋渡し役を担っていました。 社員は何100名中、本社勤務の女性社員が10名以下という、 完全に男性社員がメインの会社でありながら、 当時の社長が私を営業として最前線に導いてくれたのです。 テレビ業界を中心に求人の受注、人材の提案が主な業務でしたが、 イベント業界、芸能プロダクション、インターネット動画配信会社なども開拓し、 マスコミ業界における幅広いニーズに応えられるようになりました。 何年かすると役職まで与えられ、好きなように部署を動かせるようになったのですが・・・。

それでも会社を作りたかった

元々起業に興味があり、30歳までには会社を作りたいと思っていました。 ずっと独立のタイミングを図っている中で、 先輩社員が『起業家コンテスト』の新聞切り抜きを私にくれたのです。 それは、「高い目的意識とチャレンジ精神を持った女性を支援する」という趣旨のビジネスプランコンテストでした。 先輩が私のことをそういう女性だと見ていてくれたことが嬉しく、 チャレンジすることにしたのです。 結果は・・・、残念ながら二次選考でNGでした。 ただ、確実に独立への背中を押された瞬間だったのです。

仲間との出会い

営業という立場で部署を切り盛りする役割の私と、 登録者(求職者)と面談をし相談相手となるコンサルタントの女性がいました。 彼女との出会いもキャリアトレイン誕生の大きなきっかけとなりました。 安定した売り上げを確保する為、会社としては派遣事業に力を入れていました。 ただ、私とコンサルタントの女性の考えは、雇用が安定しない派遣の仕事よりも、 長く働ける環境を登録者(求職者)に紹介したい気持ちが強く、 いつしか理想の人材紹介会社を思い描くようになったのです。 もう1人、全社の総務としてバックオフィスの中心人物であった女性とも理想が一致し、 営業×コンサル×総務という最強の布陣が出来上がったのです。

会社設立直後に起きたリーマンショック

退職日も決まり、会社設立に関する書類も整い、「さていよいよだ!」という矢先、 世界同時不況の渦に巻き込まれてしまったのです。 後に引く気はなかったのですが、引くに引けない状態でもありました。 こうして9月に起こったリーマンショックの2ヶ月後に会社が立ちあがったのですが、 不況で先が見えなくなった瞬間、企業の採用控えが始まったのです。 見込んでいた売上は一気に崩れ、そのまま数ヶ月が過ぎ去って行きました。

クライアントが助けてくれた

出だしからつまずいたキャリアトレインでしたが、 私の周りには救世主がたくさんいたのです。 前職からお世話になっているクライアントからは、 他の人材紹介会社よりも先に声を掛けてもらい、 新規のクライアントとも信頼関係を確実に築くことが出来ました。 何よりも嬉しかったのは、 「キャリアトレインにしか依頼していないからね」と言われたことです。 数ある人材紹介会社の中で、当社だけを信頼して任せてくれるクライアントが何社もあったのです。 これはかなりのプレッシャーではありますが、 頑張って期待に応えなければと、クライアントから勇気を貰った出来事でした。

またもや襲った大不況

リーマンショックからようやく採用市場が通常に戻りつつあった頃、 2011年3月東日本大震災が起こりました。 日本中がその悲劇に唖然となり、採用や就活どころではなくなったのです。 キャリアトレインが入居していた当時のオフィスビルは耐震設計ではなく、 余震が起こる度に恐怖に震えていました。 ひび割れだらけのオフィス内で、先行きの不安と闘いました。 現在の場所へ引っ越しせざるを得ない状態にもなり、 無理やりにでも気持ちを新たにしなければなりませんでした。

止まらないチャレンジ精神

会社設立からわずか4年で大不況を2度経験しただけあって、 経営にはまったく余裕はなく、苦しい状況が続いています。 ただ、そんな中でも常に新しいことにチャレンジし、 従来の人材紹介業、人材派遣業に加え、求人広告サービスも始めました。 その他、新卒・インターン紹介や企業セミナー開催、経理・総務アウトソーシングなど、 人材に関するありとあらゆる企画を立ち上げました。 発表以前にボツになった企画は数知れず。 前に進まなければ、その先に何があるのかわからないものなのです。

登録者(求職者)の採用が決まれば決まるほど赤字

採算度外視でクライアントへ登録者(求職者)を紹介し続けた結果、 かける時間の割にまったく儲かっていない事態に!? 会社設立時に決意したことが2つありました。

1.真剣に100%の気持ちで相手と向き合うこと 2.採用企業、求職者の人生の一部を背負うこと この2つを実行しようと思ったら、 会社の利益なんて考えていられませんでした。 お金ではない利益は十分得られたと思っています。

キャリアトレインが存続しなければならない理由

どこにでもある人材紹介会社ならば、世間から必然的に必要とされなくなります。 ではなぜ、会社設立から今に至るまで「崖っぷち」に窮している会社が続いているのか? それはキャリアトレインを頼って来てくれる登録者(求職者)がいるからです。 もちろんキャリアトレインを信じて求人を依頼してくれるクライアントもです。 その方達がキャリアトレインを生かしてくれている。 本当につくづくそう思う日々なのです。 その方達の期待に応える為に、まだまだやらなければならないことがあるのです。

最後になりますが、社名の「キャリアトレイン」には、 「求職者を希望する場所へ運ぶ」「希望する環境(会社)を手に入れる為にトレーニングする」という意味を込めています。

きめ細やかな対応で、登録者(求職者)やクライアント企業、一人一人と真剣に向き合いたい。 理想の人材コンサルティングを叶えるまで、キャリアトレインは止まることはありません。