高年収・高ポジション・高スキル！マスコミ・エンタメ業界の『ハイクラス求人』

2023年5月11日

「ハイクラス求人」や「「ハイクラス転職」なんて言葉を聞くことがあります。

なんとなく凄そうなのはわかりますが、どういう内容なのでしょうか。

明確な定義があるわけではありませんが、一般的に下記のような求人のことを言います。

■高年収（転職後の年収は800万円以上）
■高ポジション（経営に近い役職やマネジメントポジションなど）
■高スキル（高い専門性）

ハイクラス求人は、マネジメント経験者や高い専門性を持った人がターゲットになるので、20代では現実的ではありません。

対象となる年齢層は、「30代～50代（35歳～55歳が目安）」のミドル世代が中心となります。

似たような意味合いで「エグゼクティブ求人」というものもあります。

ハイクラス求人と比べると、役員や経営者などの上級管理職（経営幹部層）を表しています。

一つのことに長けているスペシャリストというよりは、会社全体や組織を総括する立場となるので、ハイクラス求人と求められることには違いがあります。

ハイクラスやエグゼクティブ求人は、一般的な求人サイトに載せていなかったり、そういった層を中心に募集している専門サイトやエージェントに求人したり、ヘッドハンティング型での採用手法が見られます。

マスコミ・エンタメ業界でももちろんハイクラス層の求人募集はありますが、求人全体から見ると多くはない印象です。

大手求人媒体や大手エージェントなどを見ても、多く扱っているところでも100件程度の求人数といったところでしょうか。

マスコミ・エンタメ業界でハイクラス求人が少ない理由は以下のようなことが考えられます。

・現場で求める人材は年齢層が低い
・ハイクラス人材を抱えることができるのは一部大手企業のみ
・ミドル以上の上のポストは詰まっている
・狭い世界でよそ者（異業界出身）を受け付けない風土がある
・他業界のハイクラス求人と比べて条件が劣る

一番はやはり年齢的なことだと考えます。

よって、マスコミ・エンタメ業界がハイクラス人材を獲得できないのは、「スペシャリストな若手を望む」といういびつな求人状況のためです。

マスコミ・エンタメ業界でハイクラス求人というと、こんな例があります。

【アニメプロデューサー】
大手テレビ局グループのアニメ制作会社

【財務会計・経営管理】
在京民放テレビ局の経理部門

【広告映像プロデューサー】
テレビCMなどの映像制作プロダクション

【事業責任者（役員候補）】
エンタメホールディングスカンパニー

【デジタル／SNSディレクション】
在京民放テレビ局のデジタルプロモーション部門

求人全体では、管理・人事部門や経営企画・事業開発、ITエンジニアなどの求人が目立ちます。

現在のハイクラス求人

キャリアトレインでもハイクラス求人と言える求人依頼をいただくことはありますが、年間を通してかなり少なくはなっています。

一般的な定義からすると、ハイクラス求人とは言えないものもありますが、年収が高い超即戦力求人やスペシャリスト求人の扱いはあります。

キャリアトレインのサイトを見ると、「未経験者歓迎！」や「アシスタント○○募集！」という求人が目立つかもしれませんが、年収高めの求人も結構ありますのでご紹介したいと思います。

求人コード：株式会社CyberZ（1809）
「ドラマ・映画事業のコンテンツ／ビジネス法務募集！」
【年収】500万円～800万円

求人コード：メタバースプラットフォーム運営会社（1781）
「【月1出社】メタバースプラットフォーム上のイベント《CG制作ディレクター》募集！」
【年収】500万円～900万円

求人コード：メタバースプラットフォーム運営会社（1779）
「【TV番組制作経験者歓迎！】メタバースでイベントを企画・放送するディレクター募集！」
【年収】420万円～700万円

ご紹介した求人はホンノ一部です。

マスコミ・エンタメ業界に関わるハイクラス求人をお探しの方は、是非お問い合わせください！

＜石川かおり＞