面接でワンパターンな心構えは危険!~面接官のヘンテコ質問。その真意とは~
マスコミ業界に限った事ではありませんが、中小規模の企業の面接では、いわゆる人事部ではなく最初から現場の責任者や社長さんが出てくるケースが多々あります。
大手企業の人事部対策
大手企業の一次面接は、多くの場合で会社の人事部が担当します。
大手企業の人事部には、採用マニュアルのようなものが存在することも多く、その場合はある程度型通りの対応や面接問答集のようなやりとり、エントリーシートを元にした質疑応答がなされているようです。
人事部は採用においてプロですが、プロゆえに感覚だけで合否を決める事はあまりありません。
まずは1次面接を突破しなければならないため、ここでは事前に企業の研究や面接のシュミレーションをしておくことが重要となります。
一方、中小企業の面接では・・・
ただ、最初にも述べたように中小規模の面接では、最初から現場の責任者や社長さんが出てくることが多いため思いもよらないような質問を受けたり、「これって本当に面接?」と思ってしまうような事も実際には多いのです。
企業が小規模になればなるほど、採用においてはその人の能力やスキル以上に人柄を重視する傾向もあり、面接というよりも雑談のような雰囲気のなかで、応募者の人柄を見極める事が多いようです。
過去にあったちょっと驚きの質問です。
「血液型は?」
「これまで恋人に何かサプライズしたことある?」
「ナンパした事ある?」
「人生の武勇伝を教えて」
実際に面接で聞いてはいけないとされる質問も多いですが、例えばこの場合、本気で血液型を知りたがっているわけではなく、ここからどのように会話が発展していくか、と言う事が重要なわけです。
新卒の学生さんの面接事情
新卒の学生さんに、不採用だった企業の面接を振り返ってもらい「敗因は何だったと思う?」と尋ねると、多くの方が「スキルが足りなかったと思う」「緊張してうまくアピール出来なかった」などと答えます。
≪学生にスキルは必要?≫
まず“スキル”について言えば、実は企業側は新卒の学生さんにそれほどこれを求めてはいません。
高いスキルを求めるのであれば、わざわざ新卒の学生さんを採用しません。
むしろ学生さんには、新しいスキルをどんどん身につけてもらえる“伸びしろ”を期待しています。
どんなに学校の成績が優秀だったとしても、教えてもらう素直な気持ちや謙虚さがなければなかなかスキルは身につきません。
会社の仕事には参考書なるものは存在しません。
受身の姿勢ではなく、常に自らスキルを習得しようとする主体的な姿勢がなければ、教える方は本当に大変なのです。
≪緊張して上手く話せない?≫
また、学生さんが面接で緊張してしまう事は、企業側でも十分に承知しています。
ただ、緊張している中ではなかなかその人の本当の姿が見えてこないので、面接官はなんとか学生さんの緊張をほぐそうと、
まずは雑談などで様子を見たりもします。
それでも緊張中の学生さんは、次は一体何を聞かれるのかと頭をフル回転させる事でいっぱいいっぱいに、、、
面接官の雑談に応じることも出来ないままあえなくタイムアップとなってしまうこともあります。
≪パーフェクトな面接なんてほとんどない!≫
面接を完璧に乗り切ることは難しいものです。
あまり完璧にしようとし過ぎず、ひとつでもあなたの良いところを面接官に見てもらえるような面接になるように心がけましょう。
1つ2つ答えに窮してしまう質問があったとしても、面接中にあからさまにしょんぼりしたりせずに、面接という形で今日あなたに向き合ってくれた相手に感謝の気持ちを添える事を忘れずに!
最後は笑顔で「本日はありがとうございました」と締めくくれるといいですね。
最後に・・・
マスコミ業界の面接は、一風変わった内容が多いようです。
一般企業と同じような面接対策では通用しない場合もあります。
企業によって面接で受ける質問のパターンは異なりますが、キャリアトレインでは、受けて頂く企業毎に面接対策を実施させて頂きます。
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