恐怖!実在したヤバい転職エージェント!コンサルタントに本当に必要なこととは
これは本当に恐怖!!!
どこかの転職エージェントを利用した方がTwitterに投稿したLINEのやり取りです。
内定辞退に対しての、転職エージェントからの回答が酷い・・・。
企業名や実名は投稿されていませんが、この投稿者じゃなかったら晒されている可能性もあります。
この転職エージェントと投稿者の関係性はわかりませんが、常軌を逸した発言に驚きしかありません。
文章もちょっと何言ってるか分からないwし、ヤバ過ぎ。
3,500件に迫るリツイートと、10,000件超の「いいね」。
ヤバい転職エージェントがこんなにも話題になっていること自体が甚だ迷惑!
転職エージェント全体がこんな風に思われたら・・・腹立たしいったらありゃしない。
またこの投稿に対してのリプを見ると、同じような経験があるという方が多いのにもビックリ!
「辞退したら「業界で悪い噂広めますよ。ブラックリストにも載せます。」とエージェントに言われたことありますね」
「私もエージェント利用して嫌な思いしたので(あなたの能力であなたの希望の条件の仕事は難しい、代わりに残業もう少しできませんか?とか。)」
「ぼくも転職エージェント利用して同じような経験したことあります!」
ここまで酷くはないけれど、転職エージェントを利用して嫌な目にあった求職者からの相談を受けることはあります。
人間同士、どこでどんな気持ちにさせてしまうのか、さじ加減は非常に難しいものです。
恫喝まがいの発言は論外ですが、良かれと思ってちょっと強引な物言いをしてしまったり、アドバイスが高圧的に見えたりすることもあります。
プロなら気を付けなければならないのですが、求職者からNGを出される転職エージェントをこれまで何人も見聞きしてきました。
また、リプではLINEのやり取りについての疑問も目立ちました。
昨今、LINEでのサポーターも取り入れている転職エージェントもあります。
しかし、派遣系の会社では見かけますが、人材紹介系のエージェントでは徐々に増えてきたかなぁ程度です。
キャリアトレインでは求職者(登録者)の希望があれば、LINEでの対応も可能ですが、これまでに一人もいませんでした。
通常のやり取りは、基本『メール』です。
今後、LINEを活用したサポートも珍しくはなくなるかと思いますが、転職エージェントも求職者も社会人としての節度は守りたいものです。
ヤバい転職エージェントが存在する理由
人材紹介会社=転職エージェントと言い、そこで求職者の転職をサポートする人のことを「キャリアアドバイザー」「リクルーティングアドバイザー」「キャリアコンサルタント」などと言います。
「キャリアアドバイザー(CA)」は求職者担当。
「リクルーティングアドバイザー(RA)」は企業担当。
このように役割が分かれていますが、RAとCAを兼務している転職エージェントもあります。
キャリアトレインでは、「コンサルタント」という言い方をして、求職者も企業も両方担当しています。
今回ご紹介したようなヤバい転職エージェントはなぜ存在してしまうのか?
①採用が決まった際に企業から成果報酬を貰うというビジネスモデルのため
②採用決定数など、ノルマを課せられていることもあるため
③転職エージェント個人のスキル不足
このようなことが主な原因ですが、これらはすべての転職エージェントが同じ条件です。
①と②のような、ビジネスモデルや経営に関わることは変えられないとしても、「③転職エージェント個人のスキル不足」は改善することができます。
転職エージェント個人のスキルは人によってバラバラです。
どの転職エージェントも社員教育として一定のスキルを養わせてはいますが、人間性(人間力)を高めるのは個人の努力次第です。
知識、経験値、ネゴシエーションなど、転職エージェント個人に求められることは多々ありますが、やはり最後は人間性(人間力)だと思います。
テクニカルなことを求職者に伝えるだけならば、流行りのAIに任せておけばよいのです。
「求職者の転職を自分事として捉えることができるか」
手を尽くしてもうまくいかないことの方が多いですが、人と人だからこそ体温のあるコンサルティングを心がけたいと思います。
<石川かおり>