「上司ガチャ」でハズレたら!2パターンのポジティブな逃げ道

2021年9月22日

少し前から「〇〇ガチャ」というフレーズをよく聞くようになりました。

お金を入れてレバーを回すとカプセルトイが出てくる「ガチャガチャ」「ガチャポン」の「ガチャ」らしいのですが、「当たり」か「ハズレ」か何が当たるかわからないという意味合いで使われます。

「親ガチャ」がよく話題になっているかと思います。

子供は親を選べないから「ハズレ」だったら人生終わりだそうです。

その他にも、「教師ガチャ」「隣人ガチャ」「同僚ガチャ」などがあります。

どれも自分の意思とは関係なく、巡り合わせというわけですが、中でもなるほどなのは「上司ガチャ」です。

「就職ガチャ」や「配属ガチャ」も突き詰めれば同じようですが、上司の当たりハズレでキャリアは変わるとまで言われます。

個人的には「親ガチャ」には嫌悪感ですが、この「上司ガチャ」にはなるほどと思わせます。

就職・転職先で、部署などの配属先を選ぶことはあっても、どの上司と働きたいかという希望を出すのは聞いたことがありません。

当たりハズレは十分に個人の主観も入りますが、「明らかにハズレだろ」と思わざるを得ない上司も存在します。

「上司ガチャ」でハズレたら

「上司に恵まれなかった」という話を見聞きすることはたくさんあります。

マスコミ・エンタメ業界だけの話ではありませんが、独特ではあります。

■何も教えてくれない上司
未経験で某番組制作会社に入社したAさん(24歳)
直属の上司となったのは、現役ディレクターとして番組を担当している方でした。入社初日に数分間顔を合わせただけで、その後一切かかわりを持とうとしませんでした。Aさんも受け身と言うわけではなく、周りにいる社員に指示を仰ぎましたが、上司の指示がないので、Aさんの扱いにみんなが困ってしまう状態。完全放置のまま1か月が過ぎた頃、Aさんはテレビ局に出向となり、そこで上司になった方から色々と教わることができました。出向にならずにいたら、Aさんのモチベーションは続かなかったのでは・・・。

この話以外にも。

「セクハラ上司」
「心無い言葉を口にする上司」
「ずっと不機嫌な上司」
「手柄は全部自分のものにする上司」
「思い通りにいかないとキレる上司」
「残業を押し付ける上司」
「部下を育てる気ゼロの上司」

などなど。

言葉にしてしまうとチープかもしれませんが、こんな上司の下についた部下はたまったもんじゃありません。

最近は、テレワークによる上司への不満も増えています。

「テレワークは怠慢だと決めつけ、出社する社員を評価する」
「こちらからの連絡には応答がなく、一方的な連絡だけをしてくる」
「オンライン飲み会を強制してくる」
「的確な指示がない」

などなど。

テレワークになってみんな手探りなのは仕方ありませんが、このようなハズレ上司が露呈する自体になっています。

しかし、「親ガチャ」とは違い、「上司ガチャ」でハズレだったとしても引き直すことができます。

①部署や配属の異動希望を出す
②転職して会社を変える

上司に恵まれないとキャリアアップどころか、やりたかった仕事ですら嫌になってしまうこともあります。

上司を変える(働く環境を変える)ことで軌道修正できるならすぐにでも動くべきです。

不運は他人のせいばかりとは限りませんが、変な我慢は身を滅ぼしかねません。

ポジティブな逃げ道があることをお忘れなく。

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<石川かおり>

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