面接のド定番質問!「気になる最近のニュースは?」にどう答えるか

2022年2月28日

面接で聞かれるこの質問。

「気になる最近のニュースは?」

定番の質問なので、面接対策でよく聞くかと思います。

就活生は答えられるように新聞を読みましょうとか。

就活生だけではありません、中途採用の面接でも聞かれることがあります。

この質問には、時事問題への理解だけを知りたいわけではありません。

時事問題対策でただニュースをインプットしただけではダメなのです。

面接官が、「気になる最近のニュースは?」を聞く理由はいくつかあります。

<面接官が知りたいこと>
■情報収集力
■知的好奇心の幅
■感性・センス
■社会問題についての意識
■価値観
■人となり・人間性
■志望業界への理解度

たった一つの質問で、これだけのことがわかってしまうかもしれないなんて!

なかなか侮れない質問ですが、どうやってニュースを選べばよいのでしょうか?

気になる最近のニュースの選び方

面接官が知りたいことは、応募者の価値観や人となりなどであって、ニュースへの正答を求めているわけではありません。

明らかに的外れな答えでは困りますが、どんなニュースを選び、どんな感想を持つかは応募者の自由です。

ニュースを選ぶ際、あまりにも偏りがあるのは、志望業種への適正も疑う必要が出てくるかもしれません。

例えば、テレビ業界では「気になる最近のニュースは?」という質問は多いと思います。

特に報道番組の志望者にはマストな質問です。

日々ニュースを扱う仕事になるため、当たり前ではありますが、合否を分けるキモとなる可能性が高いです。

報道番組にかかわらず、テレビ業界の仕事は新しい情報を集めることが必要不可欠な職種です。

バラエティ番組志望だからといって、「よくわからない」ではまったくダメです。

「○○には興味があるけど、○○には興味がない」という方はテレビ業界に向いていないかもしれません。

視野を広く持っているかどうかも、「気になる最近のニュースは?」という質問でわかってしまいます。

基本的にはどんなニュースを選んでもよいと言いましたが、避けた方がよい内容はあります。

こんなニュースは避けた方がよい

〇ありふれた話題になり過ぎ(みんな同じではつまらない)
〇古すぎてもだめ(目安は直近~半年以内)
〇ニッチな話題は情報源を明らかに(フェイクニュースは×)
〇芸能人の結婚や不倫などは下世話な印象を与えてしまう
〇差別的な内容(宗教、人種、性別など)
〇思想信条を問うもの(政治的な思想など)

とは言え、一番のNGは「気になるニュースがない」ということ。

ないことはないと思いますが、咄嗟に出てこないこともあるので普段から意識して自分の中に取り込んでおくようにしてください。

気になる最近のニュースの伝え方

ニュースの内容はもちろん大事ですが、伝え方(答え方)はもっと大事。

「最近気になるニュースは○○です」だけでは当然ダメ。

3つの構成(順序)だけを心がけて伝えてみましょう。

①結論:どんなニュースなのか
②理由:なぜ気になるのか
③感想:そのニュースを自分はどう思っているのか

たったこれだけの流れを意識するだけで、デキる人材に見えてくるから不思議です。

ニュースの内容は、志望している業界に関連したニュースを取り上げる方が説得力はありますが、背伸びしたものにする必要ありません。

取って付けたような内容や感想でも、面接官には響きません。

自分の言葉でわかりやすく伝えることが何よりも大切です。

難しく考えずに、本当に心から興味のあるニュースをセレクトしてください。

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<石川かおり>

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