【ショック!こんな会社は嫌だシリーズ】第17回:2万円の差は大きい!不信感が芽生える労働条件相違点
「求人票には月給18万円と書いてあったのですが・・・」
先日、就職・転職サポート面談にご来社頂いたNさん(21歳)。
テレビ番組制作会社でアシスタントディレクター(AD)として勤務して5ヶ月目になるそうです。
5ヶ月目でなぜ転職を考えるようになったかと言うと・・・
某大手求人サイトから今の会社の応募したそうなのですが、求人詳細欄に載っていた月額給与は18万円だったそうです。
もちろん額面で月給18万円です。
ここから社会保険等を引かれて、手取り15~16万円くらいでしょうか。
プラス通勤交通費も支給されるので、振込額は16万円~17万円くらいになります。
Nさんも当然このように考えて応募→内定→入社と進みました。
ところが、最初の給与振込でNさんの頭に「?」が浮かびました。
通帳を見ると、14万円ほどしか振り込まれていませんでした。
この時に会社へ確認すれば良かったですが、Nさん曰く「聞きづらかったので・・・」
で、なんとなく時間が経ってしまいました。
2ヶ月目の給与も同じく想定よりも少なく、3ヶ月目も同じでした。
3ヶ月目(3回目)の給与振込のあと、いよいよNさんは社長に確認することにしました。
するとビックリ!
Nさんの月給は16万円だと言うのです。
月給16万円ならば、振込額が14万円ほどでも納得です。
納得!?
いやいや、どこから月給16万円と言う数字が出てきたのかNさんはわかりません。
社長は、「社内規程で決まっている」とサラリ。
「募集内容と違いますよね?」と社長に強く言うことも出来ず、Nさんのモヤモヤは晴れません。
面接時や内定承諾前に給与提示をしなかった会社は不誠実としか言いようがありません。
応募者(求職者)からすると、その会社に入りたいが故、なかなかお金のことは切り出せません。
労働条件を通知することは会社の義務です。
正社員のみならず、契約社員、派遣社員、アルバイトも同じです。
頭ではわかっているかも知れませんが、実行していない会社はあまりにも多くあります。
Nさんのような相談は後を絶たないのです。
当然ですが、キャリアトレインでは入社前に企業へ労働条件の確認をします。
登録者に説明し、納得して頂いてから入社に向けて最終的に動きます。
人材紹介会社経由で転職する安心ポイントかも知れませんね。
《石川かおり》