「当たって砕けろ」は流行らない!?2014年新入社員は○○○型
2014年3月31日
先日、厚生労働省で仰々しく発表された新入社員のキャッチフレーズをご覧になりましたか?
毎年その年の新入社員の特徴を○○型と発表しているのですね。
2014年の新入社員は・・・
【自動ブレーキ型】
調査を行っている日本生産性本部曰く、
「知識が豊富で、敏感である。そして、就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に、活動を終了させてしまう新入社員の特徴から命名」
「頭の回転は速いものの、困難な壁はぶつかる前に未然に回避する傾向」ということ。
「情報収集能力にもたけて、人を傷つけない安心感もある」
一方、どこか馬力不足とし、
「リスクを避ける安全運転もいいが、前向きに挑戦して失敗する中から学ぶ経験もしてほしい」と指摘されています。
なるほど・・・。
「当たって砕けろ」はありえないようですね。
毎年発表していると聞いて、過去のキャッチフレーズを調べてみました。
1999年(平成11年)【形態安定シャツ型】
「防縮性や耐磨耗性のある生地(新入社員)が多く、柔軟仕上げで丸洗い(厳しい育成)も可能」
という逞しい?若者像が想像出来るものもあれば、
ぐっと遡って、
1985年(昭和60年)【使い捨てカイロ型】
「一生懸命揉まないと暖かくならず、その扱い方も難しい」
だなんて、現代の若者に言われるような“受身”を嘆いているようなものもありました。
それにしても、「今年の新入社員は・・・」と一括りにされてしまうのは気持ち悪いかも知れませんね。
明日から社会人としてのスタートを切る方、すでに勤務開始している新入社員の皆さん、
安全運転で結構じゃないですか!気をつけていてもぶつかることもあるのですから(・・;)
≪石川かおり≫