もはや当たり前!「経験者」こそ転職エージェントを利用した方がよい理由
「中途採用」という言葉を使用するのをやめ、「経験者採用」に統一する!?
経団連ではこのような方針になっているというニュースがありましたが、ちょっと意味がわからないw
そもそも、「中途」という言葉は消極的なイメージを与えるという発想からきているらしい。
そんな風に思ったことがないのでピンとこないのですが、とにかく転職に対するイメージを改善させたいそうです。
求人で言うところの「経験者」とは、まさにその求人に対しての業務経験者を指します。
しかし、業務「未経験者」も歓迎している中途採用もたくさんあります。
その場合、「未経験者」歓迎の「経験者採用」???
また、職歴がない方も中途採用求人に応募しますが、「経験者採用」と言われるとハードルが高く思えてしまいそうです。
ちなみに、キャリアトレインでは「経験者」のサポートもかなり多くなっています。
ブログなどでは、未経験者の方に向けたお話しが多くなっていますが、マスコミ・エンターテインメント業界で勤務している「経験者」からの相談も多く寄せられています。
例えば最近の採用実績では、下記のような経験者が転職を成功させました。
・番組制作ディレクター
・芸能マネージャー
・コンサート運営ディレクター
・バックオフィス職(経理、人事)
バックオフィス職の場合、他業界からの転職でも「経験者」となります。
求人に対しての業務経験がなくても、近しい業界や職務経験があれば「経験者」扱いとなることもあります。
例えば映像業界では、テレビ番組制作職からインターネット動画制作職(動画配信など)にフィールドを変える方もいます。
求人企業もテレビ番組制作の経験者も歓迎していたので、お互いの希望が合致した結果です。
インターネット動画の制作は未経験でも、映像制作経験があれば即戦力となり得るのです。
参考:2021年12月13日ブログ「テレビ番組ADからのキャリアチェンジ!業界経験者だからこそ広がる可能性」
「経験者」の転職理由は、未経験者とはまったく違うのが特徴です。
「経験者」の転職理由
マスコミ・エンターテインメント業界で勤務している「経験者」の場合、基本的には下記3つを【上げたい】方が多くなっています。
①給与を上げたい
・未経験(新卒)からスタートして、昇格しても思うように昇給しない方(昇給が小幅)
・雇用形態によって給与条件が上がらない方(正社員以外の雇用形態で賞与なしなど)
・仕事量に比例した報酬を受け取りたい方(条件によっては業務委託や出来高制も選択)
②ポジションを上げたい
・上が詰まっていて昇格できない
・やりたいことや意見が通るような環境で働きたい
・業界内でのポジションが得られる会社でキャリアアップしたい(大手企業など)
③労働条件を上げたい
・働き方を見直したい(勤務時間や休日など)
・正社員になりたい
・福利厚生が充実している会社に移りたい
その他、「仕事の幅を広げたい」「新しいことに挑戦したい」などもあります。
同じ業界での転職の方が多いですが、これまでの経験・スキルを活かして別業界へ転職する方も少なくはありません。
また、ややネガティブに感じる転職理由もあります。
・人間関係が悪い
・体調不良(精神面)
・会社のやり方に不満
・会社の業績不振
・社風が合わない
どんな理由でも心機一転しようとする気持ちは前向きだと思います。
一昔前は業界内での転職は、引き合いがあったり、人脈を活かしたりして動くことが第一ではありました。
キャリアトレインのようなエージェントに登録して転職サポートを受けるのは、業界で活躍している方の場合は一般的ではなかったかと思います。
しかしそれは随分古い話(発想)で、今や経験者こそエージェントに登録して動くべきだという流れになっています。
経験者に限らずですが、転職活動の初めの一歩でエージェントに登録するのは当然の世の中になっています。
転職の相談先として利用するのに、何らかの得はあっても損することはありません。
経験者こそ転職サポートを利用した方がよい理由
「転職活動が初めて」という経験者の方も結構います。
学生時代の就活とは違うので、どのように転職活動を進めていけばよいのか戸惑う方も少なくありません。
「経験者」だからこそ、転職エージェントを利用することで選考の通過率を上げることができるのです。
■実績やスキルを洗い出し、効率的なアピール方法を知ることができる
■客観的な視点でアドバイスを受けると、可能性を広げることができる
■転職市場の相場を知り、企業選択や条件交渉のベースを作ることができる
■転職のタイミングを相談することで、入社時期の交渉ができる
■応募書類提出や面接設定などをすべて代行してもらうことができる
■効果的で正しい応募書類を作成することができる
転職エージェントを利用する最大のメリットは、「求人を紹介してもらう」ことではありません。
もちろん、転職活動を行う皆さまの目的は採用されることなので、求人への応募に向けて動くことには間違いはありませんが、その前段階を間違えると、なかなか採用に至らないことになりかねません。
経験者の場合、何をしてきて、何ができて、何を期待できる人なのか、即戦力としてアピールするために準備が重要です。
ただ、職務経歴を書き連ねるのではなく、採用企業が何を求めているのか認識したうえでの内容にしなければなりません。
転職エージェントは企業が求めていることを把握し、皆さまに伝えることができます。
そのような情報を引き出すだけでも、転職エージェントを利用する価値はあるかと思います。
参考:2019年9月2日ブログ「転職で企業に求められる番組ディレクターとは?」
キャリアトレインを通して転職し、年収アップなどの希望が叶った方がたくさんいます。
まずは情報収集だけでも大歓迎!お気軽にご相談ください。
<石川かおり>