20代⇒30代で変化する「仕事を選ぶ時の優先順位」!転職の軸は常にブラッシュアップ
キャリアトレインの就職・転職サポート面談のなかで、「仕事を選ぶ時の優先順位」を聞くことがあります。
すでに優先順位がハッキリしている方には確認程度ですが、仕事をするうえでの「軸」が定まらないまま就職・転職活動を行っている方は少なくありません。
「軸」がブレたまま進めてしまうと、正しい判断ができなかったり、希望する仕事に就けなかったりする可能性があります。
学生時代の就活とは異なり、社会人として働いた経験があると、働き方に対しての希望がリアルになっていきます。
転職時の方が、より具体的に「仕事を選ぶ時の優先順位」がつけやすくなるかと思います。
それでも、「○○がしたい」でも「○○が不安」といったように、こっちを優先すると、そっちは諦めなければならないということも出てきます。
すべてを諦めず、立ち向かうことも決して間違いではありませんが、後々にひずみが生じる可能性も考えておく必要があります。
「第二新卒」を対象にしたアンケート調査では、下記のような「仕事を選ぶ時の優先順位」が多くなっています。
第1位:「仕事内容」52.7%
第2位:「自分自身の今後のキャリアビジョン」40.7%
第3位:「休日のとりやすさ・残業時間」34.6%
出所:「就職活動と転職活動の違い」(株式会社学情)
「学生」を対象にしたアンケート調査では、少し異なります。
第1位:「安定している」43.9%
第2位:「自分のやりたい仕事(職種)ができる」32.8%
第3位:「給料のよい」19.1%
出所:「2023年卒大学生就職意識調査」(マイナビ)
このように、新卒での就活時と社会人になってからでは、仕事を選ぶ時の優先順位(重視すること)に変化が出ますが、同じ転職時でも世代によっても随分違いがあります。
30代以上の仕事を選ぶ時の優先順位は下記となっています。
第1位:「給与・待遇のアップ」(51%)
第2位:「経験・能力が活かせる仕事ができる」(50%)
第3位:「社風や風土が合う」(39%)
出所:「ミドルの転職」(エン・ジャパン)
「仕事を選ぶ時の優先順位」は変わる
キャリアトレインの就職・転職サポートでは、映像制作や芸能に関わる仕事を希望する方がほとんどです。
未経験からのチャレンジや異業種転職の20代が多く、給与や待遇よりも、やりたい仕事に就くことを重視する傾向があります。
ですので、「仕事を選ぶ時の優先順位」としては、ダントツに下記のような回答が多くなっています。
「自分のやりたい仕事(職種)ができる」
不規則な労働環境や初任給の低さなどは、諦めというよりもきちんと理解したうえで志望を固めています。
そして、やりたい仕事に就いて経験を積むと、下記のような優先順位に変わっていきます。
「キャリアアップできる」
「休日のとりやすさ・残業時間」
「給与・待遇のアップ」
キャリアトレインの転職サポートには、経験を活かして自身のステージを上げたい30代の方からも相談が多くなっています。
未経験の時にサポートを利用して、経験者になって再度転職サポートを利用してくれる方も多いです。
また、女性の場合はライフイベントによって優先順位も変わります、
「産休・育休を取得できる」
「休日のとりやすさ・残業時間」
「育児と仕事を両立できる」
「仕事を選ぶ時の優先順位」は、状況によって変化していくものです。
ただ、どんなことを優先してよいのか、するべきなのか、ご自身では判断がつかないこともあります。
キャリアトレインでは、皆さんの「優先順位」を考えるサポートをしています。
参考:2014年5月14日ブログ:「【就職・転職成功の秘訣】あなたにとっての理想の職場とは?優先順位をはっきりさせて挑む転職活動!」
どうぞお気軽にお問い合わせください!
<石川かおり>