一人で行う就職・転職活動とは違い、キャリアトレインのような人材紹介会社（エージェント）を利用して行う就職・転職活動では、“ならでは”の面接対策を行うことが出来ます。

キャリアトレイン経由で企業の面接が決まったら、求職者（登録者）と必ず面接対策を行います。

メールやTELでアドバイス中心の面接対策から、直接会って行う面接対策もあります。

業界や企業、職種に精通したエージェントと一緒に面接対策を行うことで、より効果的に面接通過を目指すことが出来ます。

面接対策の基本

どんな求職者（登録者）にも共通する面接前の対策（準備）があります。

■企業リサーチを徹底
⇒企業のホームページは必ずチェックして頂きます。採用ページなどに掲載されている社員インタビューなども目を通します。例えば芸能プロダクションを受ける場合、どんなタレントが所属していて、どんな仕事をしているのかまでチェックが必要です。面接で企業の印象を聞かれることもあり、どんな企業でどんなことを行っているのかを把握していないと答えられません。

■想定質問の確認
⇒過去にキャリアトレイン経由で面接を受けた方を参考に、想定される質問をお伝えしています。マスコミ業界や職種ならではの質問は多く、一般的な想定質問には当てはまらないことがあります。

■第一印象をアップ
⇒マスコミ業界、企業の社風にあった服装や髪型をお伝えしています。例えば派手な印象の方が良い企業もあり、型にはめるのではなく、企業との相性を考え相談しています。

■面接官を予想
⇒エージェントは、面接官のキャラクターや好みを把握していることもあります。「こういう感じが受ける」「こんな雰囲気なので、こうした方が良い」などとアドバイスが可能です。

※履歴書や職務経歴書を面接時に持参する場合、志望動機欄などを添削することもあります。

個別の面接対策

上記の基本の面接対策に加えて、人によってさらに異なる内容の面接対策を行います。

例えば、、、

・話すのが苦手な人
⇒口下手でも熱意が伝わるように、内容から相談します。話し方にクセがある場合は違和感を持たれないように修正するなど、客観的な意見を参考にして頂き、スムーズに話せるよう対策を行います。

・転職回数が多い（または1社の在籍が短い）人
⇒面接で突っ込まれるところは回答を準備します。矛盾のない答えになるよう職歴やスキルを整理し、面接官を説得出来るようにします。

・良さが出ていない人
⇒見た目、話し方、表情など、その人の良さが表現出来ていない場合があります。女性の場合はメイクから相談します。

※新卒や社会人経験がない人には、入退室や挨拶のタイミングなどの面接で必要なビジネスマナーもお伝えしています。

面接本番になると、対策したことが100％発揮出来るわけではありませんが、まだ見ぬ企業の情報や面接でのポイントをおさえて面接に望むことで、少しでも安心して頂けたらと思っています。

≪石川かおり≫