転職コンサルタントとして業界では名の知れたエージェントの方がいるのですが、その方は求職者との面談をカフェで行っているそうです。

個人情報保護に配慮すれば、どこでだって面談は可能です。

キャリアトレインの就職・転職サポート面談は、基本的にはキャリアトレイン社内で行っていますが、カフェなどの社外で面談を行うこともあります。

現職ADさんとはテレビ局近く会うこともありますし、キャリアトレインに来社する時間が取れない方や私が出向いた方が効率が良い場合は、どこでだって面談します。

どこかの人材紹介会社のキャッチコピーで「カフェで話すように気楽に話しましょう」というのは見かけたことがありますが、“ように”ではなく、まさにカフェで話します。

ただ、初回（初対面）の求職者とはそういったことは基本的にはありません。

特に女性の求職者の場合、いきなり「カフェで面談」と言われてもちょっと怖いですよね。

元登録者や、再面談を希望する登録者など、すでに信頼関係を築いている方が中心になっています。

社外での転職相談

登録者や元登録者とお茶や食事をしながら就職・転職相談に乗ることは多々あります。

キャリアトレインとしては営業時間外になりますので、石川個人の時間を使ってお会いしています。

今週は1名を予定、先週は2名の登録者とお茶をしながら転職相談をお受けしました。

Aさん：テレビ番組制作会社勤務（AD4年目）

週1で放送されているバラエティ番組の制作アシスタントディレクターとして勤務しているAさん。スケジュールが見えづらく、空いている面談する為、Aさんが常駐している某テレビ局近くのカフェで会うことになりました。Aさんとは今の会社にキャリアトレインで経由で入社した以来4年振りにお会いしました。「今後について相談したい」とメールを貰って、嬉しくてすぐに会いに行きました。ADを約4年経験したAさんは、アシスタントプロデューサー（AP）になりたいと思うようになったそうなのです。今の会社ではAPはたくさんいて空きがない。さてどうしようということでキャリアトレインを思い出して頂いたというわけです。

Bさん：一般企業勤務（事務3年目）

2週間前にキャリアトレインの転職サポート面談にお越し頂いたBさん。番組制作を希望して面談にいらしたBさんに、テレビ業界で働くことの大変さや、番組制作について色々とお話をしました。本当に挑戦するかどうかをBさんには考えてもらうことになったのですが、決意が固まったBさんに再面談の依頼を受けたのです。日中は会社を抜けられないBさんとは、昼休憩時に会社近くで待ち合わせして会うことになりました。番組制作会社への転職について、具体的なお話を進めることが出来ました。

転職相談以外も

転職相談だけではなく、悩み相談を社外で受けることも多々あります。

仕事や職場での悩みがあり、周りに相談出来る人がいない方もいます。

私に話すことで、結果的に転職を選択することになる方もいますが、まずは悩みを話すことで楽になってもらいたいと思っています。

一緒に改善策を見出して、新たな気持ちで頑張ることが出来たなら、こんなに嬉しいことはありません。

テレビ業界やエンタメ業界で勤務している元登録者から、数年振りに連絡をもらうこともあります。

就職・転職に成功し、サポートが完結すると、その後の接点を持つ機会がなかなかないのですが、お茶でもしながらその後の状況を聞くことが出来るのは私の楽しみでもあるのです。

≪石川かおり≫