「働くってなんだろう?」頑張って働いた対価!?“ボーナス”を手にした時

2014年7月9日

今年の夏のボーナスは、大手企業は従業員1人あたり約88万9000円。
日本全国で見ると36万3000円だそうです。
※大手企業の夏のボーナス調査(経団連5月29日発表)

7月8日に放送された『とくダネ!』(フジテレビ)を観ていたら、日本で働く外国人のボーナスの使い道を特集していました。

ペルー、バングラデシュ、中国などから来日して頑張っている外国人の方達。

異国で働くことの苦労は計り知れませんが、真面目にコツコツと働く姿はとても輝いていました。

ボーナスを受け取った時の反応は人それぞれで、こっそり明細を見て「ありがたい、嬉しい」と噛み締めるように言っていた方は特に印象的でした。

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日本人は当然のように年2回のボーナスが貰えると考える方もいます。

かく言う私自身、会社を設立し経営者になって初めてボーナスのありがたみを知りました。

先日家の掃除をしていたら、最初に入社した会社の給与明細が出てきました。

それは入社した年の夏のボーナス明細だったのですが、4月に入社してたかだか3~4ヶ月しか経っていないぺーぺーにウン十万も支給があったのです。

当時は「ふっふ~ん♪」くらいにしか思っていなかったと思います。

何の実績もあげていない、会社にとってはまだまだマイナスでしかない新入社員です。

転職して、今と同じ人材紹介の営業としてそこそこの実績をあげられるようになってからは、「やった分だけのボーナスを貰って当然」くらい傲慢に考えていた時期もありました。

そこに達成感があったのかなかったのか忘れましたが、会社が当たり前のように社員にボーナスを支給するのは大変なんだと今の私は痛感しています(笑)

テレビに出ていた日本で働く外国人の方達は、皆さん夢を持っていました。

その夢の為にボーナスを使う姿こそ、一生懸命働いて報酬を得るという喜びなのだとつくづく感じました。

ただ、ボーナスの支給がない会社だって山ほどあります。

昨今は多様な働き方があり、誰もがボーナス対象になる正社員ばかりではありません。

特にマスコミ業界はまだまだ厳しい状況は続き、ボーナスが年2回必ず支給される会社は多いとは言えません。

ボーナスが年2回必ず支給される会社が良ければ、そういう業界・職種を選んだ方が良いかも知れません。

クリエイティブな業界で働く方達は「好きでやっている」的な方が多く、ボーナスボーナス言っているのは少数派のような気がします。

誰だってお給料を多く貰える方が嬉しいのは当然かと思います。

ただ、そうはいかない業界・職種で働きたいという方には、お金ではない確固たる目標(夢)が必要なんですよね・・・。

生活の為に働くのは当たり前。

それでも若いうちは、そのような中でも何か夢を持てたらもっと頑張れる気がしますね。

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≪石川かおり≫

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