話を振らない新人AD!「出来ない」と「やろうとしない」で可愛げ度が決定
2014年6月11日
テレビ番組制作希望の男性2人と話した時のこと。
2人とも今年大学を卒業したばかりの22歳です。
一見、とても似たタイプで、本人達が自覚している性格は『人見知り』
2人のFacebookを見ると、大学の友達とはしゃぐ姿がたくさん見られ、慣れた相手となら話しも弾む様子。
2人とも初対面や慣れていない年上と話すのが特に苦手のようで、彼らより明らかに年上の私も人見知り対象になりました。
ただ、この2人には同じ『人見知り』でも違いがありました。
1人はそれでも一生懸命に会話をしようとする。
1人は相手からの問いかけにしか答えない。
話をしていてどちらが好感を持てるのかは聞くまでもありません。
当然、一生懸命に会話をしようとする男性の方です。
ぎくしゃくしながらでも受身ではなく、会話を振ろうとする努力が見えるのです。
反対に、会話のキャッチボールをしようとしない男性の方は、話していていい加減疲れます。
会話を振れば一言返してくれるのですが、私の連投が延々と続きます。
これから制作スタッフとしてテレビ業界(社会)に出るというのに・・・このコミュニケーションでは先が思いやられます。
社内はもちろん、取材対象者や出演者、外部の協力会社の人など、新人スタッフが偉そうにだんまりを決めている場合ではありません。
会話上手の人なんて世の中に溢れているわけではありません。
でも、自覚症状があるならば、仕事上では克服する努力が必要になります。
相手に気を遣おうとすれば自然に出来ると思います。
この2人には、話し上手にならなくても良いので、気配りが出来るテレビマンになって欲しいと願います。
≪石川かおり≫