「お先にどうぞ」で好感度UP!テレビ番組制作スタッフの社会人度

2014年6月10日

キャリアトレインが入居しているオフィスビルは、TBSの関連会社やメディア系の会社等が入居しており、そこで働くスタッフさん達を眼にする機会がたくさんあります。

テレビ番組制作のアシスタントディレクター(AD)と思われるスタッフの方達は特に忙しそうで、ビル中を駆け回っている姿も見たことがあります。

びっくりするのは、トイレで寝ている?女性スタッフに出くわす時です。
徹夜仕事だったのでしょうか。
起こさないように、そ~と出て行くようにしています(笑)

皆さんぎりぎりの状態で頑張っていることが伝わってくるのですが、時には笑い声が個々の会社から漏れてくることもあり、「大変なだけじゃないんだな・・・。」なんて部外者の私が勝手に安心しています。

そんな中で、感心してしまう会社があります。

会社名こそ控えますが、ドラマを中心とする番組を制作している会社です。

とにかくこの会社のスタッフさんは忙しそうで、縦横無尽に走り回っている姿をよく見かけます。

そんなスタッフさん達とエレベーターで一緒になることがよくあるのですが、降りる時には必ず開ボタンを押して待っていて、他の人に「お先にどうぞ」をするのです。

傍目にも超急いでいる様子のスタッフが、エレベーターが閉まる直前に乗り込んできました。
いち早く降りて目的を達成したいところなのでしょうが、率先して開ボタンを押して「お先にどうぞ」をしたのです。

みんなが降りて、自分も降りる番になるやいなや走り去っていきました。

どうみても20代前半の若いADさんでした。

この方だけではありません。

他のスタッフさん達も男女問わず、年齢問わず、みなさん同じです。

きっと会社としてエレベーター内のマナーを徹底しているのだと思います。

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「そんな小さなこと」と思いますか?

私はそうは思いません。

この会社のスタッフさん達への好感度は急上昇です。

社会人としての礼儀を軽んじない会社の姿勢が素晴らしいと思います。

他社では当たり前に出来ているのでは?

そうでもないと思います。

だって、同じオフィスビル内のこの会社以外の人はほとんどやらないですし。

色々な場所でエレベーターに乗る機会は多いですが、「お先にどうぞ」とされたら印象に残るくらいです。

最悪なのは、開ボタンを押して待っているのに何にも言わないで降りていく人・・・。

ほんの小さなことでも礼儀を大切にしているスタッフは、番組制作においても気を配ることが出来るのだと思います。

テレビ業界の人間の良識やモラルに対して、時たま非難を浴びることもありますが、「テレビの人間は非常識」なんて言わせない会社も存在するのです。

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≪石川かおり≫

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