人見知りで大人しい?なんのその!マスコミ業界が求める人物像は1つじゃない!
2014年4月3日
『人見知り』の方や、『大人しいタイプ』の方は意外に多いなぁと、
就職・転職サポート面談をしていると感じます。
コミュニケーション能力が低いわけでも、話しづらいわけでもなく、
パーッと一気に相手に印象を与えづらいというだけなのです。
こういうタイプの方は、複数で行う集団面接には弱いと言うネックがあります。
先日来社してくれた新卒のNさんは、なかなか内定を得られずに大学の卒業を迎えてしまいました。
Nさんはテレビ番組制作を目指していて、番組制作会社を受けてきました。
企業面接が毎回集団面接で、他の志望者が元気でハキハキすればするほどNさんの印象が弱く見えてしまったそうです。
テレビ業界で何がやりたいのかもハッキリしているし、落ち着いた話し方(物腰)も好感が持てます。
個別面接(1対1)ならば勝ちパターンが見えるのですが・・・。
Nさん以外にも大人しいタイプの求職者(登録者)が続きました。
皆さんそれぞれが希望する企業へエントリーすることになったのですが、
今日現在で半々くらいの勝率です。
ご自身の性格を理解して、直そうと努力してくれた方は皆さん内定を得ています。
不採用の連続で、落ち込んでしまいますます元気をなくしてしまう方もいます。
負のスパイラルから脱出せねばです。
採用企業曰く、
「気持ちがあれば・・・」
これが本音です。
求める人物像は、明るくて元気で誰にでもグイグイいけるタイプの方ばかりではありません。
表面的な快活さはとても大事ですが、本当に信頼出来るのは中身です。
強い想いや考え方がきちんとしていること。
そして最後は人間性です。
じっくり話せば良さが伝わる『大人しいタイプ』の皆さん!
仕事になれば克服しなければならない場面もあるかと思いますが、
気持ちがあれば乗り切れるはずです!
≪石川かおり≫