「テレビを見るならNHKかテレビ東京」!?存在感を増す少数のダイナミズム
2014年2月24日
今、テレビ東京が大注目です。
先日も週刊誌やネットニュースで取り上げられていましたが、
テレビ東京の存在感は半端ではありません。
今年1月から放送されているドラマ『三匹のおっさん』の初回視聴率は11.6%!
人気俳優ぞろぞろの他のキー局ドラマでも一ケタだっていうのに、
13都道府県でしか放送対象地域がないテレビ東京のドラマが大健闘です。
そう、テレビ東京系列は首都圏+6局しかないのです。
北海道 テレビ北海道
関東広域圏 テレビ東京
愛知県 テレビ愛知
大阪府 テレビ大阪
岡山県 テレビせとうち
香川県 テレビせとうち
福岡県 TVQ九州放送
こうなるとテレビ東京的な要素を必死で得ようとする局も出てきます。
先週テレビ静岡が「アニメ不毛の地」と呼ばれているというニュースを目にしました。
アニメに強いテレビ東京系列局がない為に、
テレビ静岡では放送権を得ている『キテレツ大百科』を延々と放送しているらしいのです。
ちょっと面白いですが、これも地元視聴者にアニメを届ける為の企業努力ですね。
『ガイアの夜明け』や『カンブリア宮殿』などの経済ドキュメント番組がお家芸として知られ、
『ポケットモンスター』などのアニメで子供心をグッと掴み、
最近ではドラマで老若男女もハートもゲット。
スペシャル番組で放送される『いい旅夢気分』的な旅番組もテレビ東京の看板。
若者には『モヤモヤさまぁ~ず2』などのバラエティも人気。
高齢化社会へターゲットを明確化したことが勝因と言われていますが、
子供にも若者にも受けが良いことがわかりますね。
石川かおり