そのビジネス語!恥ずっ!!気を付けようカタカナ語乱発で信用ガタ落ち
マスコミ業界の人材営業としてデビューした頃、
担当しているクライアント企業に打ち合わせに行ったのですが、
そこで連発されたナゾのカタカナ語に困惑したことを今でも思い出します。
「バジェットがあるから上にコンセンサスとる必要があって~」
「やっぱり双方でコミットする必要があると思う~」
「そのスキームを説明してくれる?」
大手クライアントだったので、
外来語に精通している方がたくさんいる会社なのでしょうが、
カタカナ語を日本語に変換しなければならず私はプチパニックになりました。
一つ一つの単語の意味は理解出来ますが、
話の中に不自然に出てくるものだからおっかしくて(笑)
バジェット→予算
コンセンサス→意見の一致、合意
コミット→責任をもって関わる
スキーム→枠組み、案
この『スキーム』と言う言葉、
アメリカでは「陰謀、たくらみ」という悪い意味で使われることが多いらしい!?
怖っ!!!
選挙でもマニフェストだアジェンダだと使い出した時はとても違和感がありました。
『公約』『計画』じゃダメなんですかね・・・。
先輩がよく、スケジュールを変更したい時に「リスケ出来る?」と言っていました。
私はそれを見ていて「リスケ」という言葉は使っちゃいけないのだと悟りました(笑)
若い男性ビジネスマンが特に使うような気がしますが、
おりこうには見えないから不思議です。
まさにこのように私が感じている違和感をとくとく説明している本を発見しました!
『バカに見えるビジネス語』 井上 逸兵【著】(青春新書インテリジェンス)
わんさか出てきます「リスケ」「ブランディング」「ペンディング」「ガバナンス」・・・
「わかったようでわからない言葉を使われると、なんとなく煙に巻かれているような気がする」
と著者は説いていますが、
なるほど!私が感じている違和感は不快感なのかも知れないと気がつきました。
ビジネスではやっぱりNGですね。