テレビ業界のリアル話が聞ける!?『就職・転職サポート面談』でアナタの悩みをスッキリ解決!

2013年6月11日

「それって、労働基準法に違反していませんか?」

いきなりこの質問から入ってきたTさん(25歳)は、
テレビ番組の制作アシスタントディレクター(AD)を希望して、
キャリアトレインの就職・転職サポート面談を訪れた。

マスコミとはまったく関係のない会社で3年間働いて、
興味を持ったテレビの世界に転職・・・というわけだ。

テレビ業界、とりわけTさんが希望しているADとはどういった仕事か?
その辺りの説明から始めた。

もう世間では知られていることだが、テレビ番組のAD業務は非常にハード。

・休みも週休2日というわけにはいかず、休める時に休む
・勤務時間も何時から何時までと決まっているわけではない
・残業代や休日手当がきっちり支給されるわけでもない

テレビ業界に限らず、ゲームやアニメ、音楽、web業界などなど、
こだわりやセンスで生き抜くクリエイター職は同じようなものだ。

色々な人と関わる仕事でもあり、自分時間だけで出来る仕事でもない。

この話を聞いてTさんから飛び出した質問が冒頭の「労働基準法~」だった。
私は即効一つの結論を出した。

「Tさんはテレビ業界に進むのは止めた方がいい」

きちんと休んで、長時間労働なし、働いた分はきちんと報酬・・・。

これらを求めるのならば、叶えられる業界(仕事)に就くべきだ。

Tさんの考え方はまったく間違っていないし
テレビ業界はそういうものだからという強制はもちろんしない。(やってはダメ)

ただ、休みや労働時間がどうのこうのを越えて、
「それでも挑戦したい!」と言う気持ちでなければ務まらないのが、クリエイター職なのだ。

クリエイター達にとって「ハード」の意味がそもそも違う。

肉体的なハードさよりも、
自身が手掛ける作品の完成度や、
他者に求められる物を作るというプレッシャーなど、
プロフェッショナルとして闘うことに苦しむのである。

 

 

色々と言ってみたが、最近はテレビ業界も変わって来たようだ。
考えてみたら、キャリアトレインとお付き合いのある求人企業は、
社員の労働時間や休日を考えてくれるところが多い。
そういう会社としかお付き合いしていないからかも知れないが。

就職・転職サポート面談ではリアルにありのままを話している。
話を聞いた上で、チャレンジするもよし。違う道に行くもよし。
まずは行動あるのみ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP