【実録!内定者シリーズ】第9回:惚れた社員をその気にさせる必殺技!?引く手あまたのエリート新卒がベンチャー企業を選んだ理由

2013年4月9日

「感動したっ!」

またもや古いセリフから始まる今回のブログですが、
本当に嬉しい出来事があったのでご紹介します。

この3月に都内の四年制大学を卒業し、
某イベント企画・制作会社に入社したOさん(22歳)は、
聡明で非常に信頼のおける女性です。
同じ新卒と比べて、バイタリティの違いは歴然としていました。

なぜ卒業間近になるまで就職先を決めていなかったのか、
それは自身の目標や希望がハッキリしているゆえに、
一切の妥協をしてこなかったからなのです。

実際、受けた会社からはほとんど良い結果を得ており。
それこそ有名な大手企業でもチャンスはありました。
ただ、Oさんはそういった基準ではなく、
自身のやりたいことを優先していました。

ただただ、わがままな希望を言っているわけではなく、
納得のいく志望動機があり、夢を叶える為の努力をしていました。
実際にアルバイトとして、業界に入り込んだり、
企画書を何本も書いて提出したり、
求人募集の探し方も徹底的に行っていました。

そもそも人としてのベースが他の新卒よりも出来ているうえに、
その新卒たちよりもやる気が伝わるアピールをしているのだから、
就職活動の時点でもOさんはどんどん成長していくようでした。

そんなOさんがキャリアトレインの就職サポートの為に来社。
すでに2月に入った頃でした。

何社が最終面接を残していましたが、
キャリアトレインの求人が気になったそうなのです。

それこそが、今回Oさんが就職した、
イベント企画・制作会社でした。

前職で華麗な実績を残してきた社員の集まりで、
設立2年目にしてすでに大きな仕事を何本も手掛けている新鋭企業です。

面接では社長、若手社員、
同性と話した方が安心するだろうという配慮により、
女性社員の方も参加してくれました。

約1時間の面接を2回行い、
この会社の魅力にすっかりOさんは惚れ込みました。
他の企業の選考はストップし、
この会社に入りたいと十分思ったのです。

惚れ込んだのは会社も同じでした。
「Oさんと一緒に働きたい」という気持ちを何と形で表してくれました。

ある日Oさんの自宅に社長からの手紙が届きました。

手紙はOさんの両親宛だったのです。

いくら成長が見込まれている企業だとは言え、
設立2年目のベンチャー企業です。
Oさんのご両親が心配しないようにと、
会社からの説明と誠意を伝えてくれたのです。

そこまでする会社は初めてです。
この話をOさんから聞いた私は感動して言葉も見つかりませんでした。

新入社員が初めて出社しても、
席も用意されていない、
入ることを周りの社員は知らされていない、
だからどうしたら良いかわからないからほったらかし、
初日から孤独な新入社員。

こんなパターンを嫌って程聞いてきた私にとって、
感動しないわけがありませんでした。
入社から1週間経って、社長からメールを頂きました。
そこにはOさんに対する賛辞が書かれており、
さらに嬉しい気持ちになりました。

本当に良い人材を採用したいのならば、
会社の方も誠意を持って接するべきだと、
改めて実感しました。

社員への気持ちはそのまま跳ね返ってくるのです!

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≪石川かおり≫

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