根拠のない「大丈夫です」は、面接でのNGワード。 大丈夫と答えるからにはその根拠が必要なのです。

2013年3月29日

以前、ある制作会社の面接に同席させてもらった時の話です。

キャリアトレインからも複数名がエントリーし、面接に至ったのはタイプの異なる2名の候補者。
どのような面接内容になるのか、非常に興味がありました。

求人依頼を受けた時からハードな業務内容である事は聞いていたため、候補者にも入念に説明を行った上で面接に臨んでもらいましたが、面接の場でも先方から改めて詳しい内容が説明されました。

先方担当者は、この仕事のどの辺りがどのように大変か、またどう言った部分にやりがいが感じられるか、ご自身の経験談や在籍者、退職者のエピソードなど織り交ぜつつ、時間をかけて念入りに説明をしてくださいました。

候補者の二人も真剣に耳を傾け、担当者の話に聞き入っていました。

2人の候補者

一通りの説明が終わり、担当者が一言。
「…と言う感じなんだけれど、どうかな?」

Aさんは、元気にこう答えました。
「大丈夫です!!」

Bさんは少し間を置いて、こう返しました。
「正直、不安はあります」

担当者が興味深げな反応を見せたのは、Bさんに対してでした。

Bさんは、続けました。

「まだまだ分からない事がたくさんあるので、想定出来ていない事にはやはり不安を感じています。
 ただ、自分はこの仕事を目指し~~~と言った努力もしてきましたし、将来は~~~になりたいと言う強い目標を持っています。」

Bさんは、素直な気持ちを打ち明けた上で、懸命にアピールを重ねました。

合否を分けた回答

結果として採用に至ったのはBさんでした。

元気良く即答で意気込みを示したAさんでしたが、なぜ不採用となってしまったのでしょうか。
これは、“Aさんの「大丈夫です!」に根拠がなかった”ためでした。

この根拠のない「大丈夫です」と言う答え。
実は未経験者の面接では非常にありがちな回答です。
未経験者だからこそ、企業側は採用にミスマッチがあってはいけないと、念入りに説明してくれるのです。
「大丈夫です」のひと言が欲しくてわざわざ時間をかけて説明してくれるわけではありません。

特にマスコミ系の面接は、その業務のハードさゆえこう言った場面が多く見受けられます。
多くの面接官は「大丈夫です」と即答する相手に対して、「そうか、この子なら大丈夫だな」とは残念ながらなりません。
(なぜ大丈夫だと思うの?)
(今までの話、ちゃんと聞いてた?)
このような疑問符を残して、その場は取り合えず終わるでしょう。

過去の面接でこう答えて不採用になってしまった方、
また近々マスコミ面接を控えた方も、ぜひ一度お考えください。
企業が求めていたのは、「Yes・No」の回答ではなく、その回答を導き出す根拠でした。

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