応募しなきゃ何も始まらない!「やる気・元気・本気」を見せてやろう!

2013年2月4日

テレビ業界に入りたいと思って、いざ求人情報を探してみると、
テレビ番組制作会社だけでも数百社あることがわかる。
その中から「この会社に応募したい!」と思うことが出来るポイントを見付けるのは難しい。

まず、勤務条件から見てみよう。

給与?
業界未経験者の給与はどこの会社も同じ。
月給(額面)にして18万とか19万くらい。
ボーナスがあるとかないとかは、
会社の業績によって変動するものなのであてにしない方が良い。

休日?
いわゆるアシスタントディレクター(AD)の休日は保証されたものではない。
これもどの会社も同じで、担当番組のスケジュールによって異なる。
月に数日休める時期もあれば、年末など多忙な時期は月に1日も休みがないなんてこともある。

勤務地?
例えば会社が赤坂にあったとして、担当番組によってテレビ局内で勤務することもある。
フジテレビなのか、TBSなのか、日本テレビなのか、などなど。
数年間のうちにあっちこっちと配属地の異動はある。

会社の規模?

昔からある会社は確かに体力があると言える。それを“安定”と取ることも出来る。
大きな会社の関連会社だと安心、社員数が多い会社が良い。
人それぞれ価値観の違いはあるだろう。

ただ、こと番組制作会社になると、
会社の大きさや人数、古い新しいが「制作能力」とはまったく関係ないのだ。
社員数10名以下でも、納得出来る作品を世に送り出している会社はクリエーターの人数で勝負していない。

作品ジャンル?

バラエティしかやらない、ドキュメンタリーしか作らないという専門的な制作会社もあるが、
ほとんどの会社はなんでも制作している。
地上波の番組だけではなく、BSやCS、ケータイコンテンツ、WEB動画など、制作会社のフィールドは広がる一方だ。
自分が目指したいジャンルに強い会社を選ぶのも良いかも知れない。
ここまでで、その制作会社もそんなに違いはないことがわかると思う。
では、何を基準に応募すれば良いのか?

私は思う。

少しでも気になる会社があればとりあえず応募してみよう!

面接で実際に会社に出向き、雰囲気を見て、面接担当者と話して判断すれば良い。

ただ、前提となるのは、「本気でテレビ業界に入りたい気持」を持って応募して欲しい。

そして感違いしてはいけないのは、自分は「応募者」なんだということ。

会社は、何もわからない未経験者に給与を払って教育してくれるのだということを忘れてはならない。

どんなに大変な環境(仕事)でも自分の身につかないで終わることはない。
別の会社に移るとしても、前の会社で教わったことが必ず活きる。

テレビ業界だけの話ではないが、
その仕事をしたいと思っていても、まったく応募していない人はビックリするほど多い。

本気ならじゃんじゃん応募するべきだ。

何もしなければ一歩も踏み出せない。

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≪石川かおり≫

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