
「マスコミ・エンタメ業界で働いてみたいけれど、経験がないと難しいのでは?」と思う方は多いかもしれません。
しかし実際には、未経験からでも十分に活躍できるチャンスがあります。
なぜなら、この業界では特別な専門知識以上に、社会人として培った意外なスキルが重宝されるからです。
今回は、マスコミ・エンタメ業界で特に評価されやすい“意外なスキル”を5つご紹介します。
1. 情報整理力(リサーチ力)
番組制作や記事作成では、膨大な情報を集め、わかりやすくまとめる力が欠かせません。
たとえば、
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SNSやニュースサイトから信頼できる情報を探す 
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複数の資料を整理して企画書にまとめる 
 といった作業は日常的に発生します。
事務職での資料作成や営業での情報収集経験なども、そのまま業界で活かせる強みとなります。
2. コミュニケーション力(聞く力)
この業界は「人」が中心。特に相手の話を聞き出す力は取材やインタビュー、制作現場の調整に直結します。
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取材相手の本音を引き出す 
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現場でスタッフ同士の意思疎通をスムーズにする 
 など、コミュニケーション力はあらゆる場面で求められます。
接客業や営業職で培った「聞き上手」のスキルは、大きな武器になります。
3. マルチタスク力
撮影や収録現場では、同時に複数のことを進める必要があります。
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機材の準備とスケジュール確認 
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出演者への案内と進行管理 
 などを同時並行で行う場面は珍しくありません。
イベント運営や事務職での繁忙期対応など、過去の経験がAD(アシスタントディレクター)や制作進行の仕事に直結します。
4. SNS発信・デジタルリテラシー
近年、SNSや動画配信を絡めた企画が急増しています。
そのため、デジタルに強い人材は未経験でも歓迎されやすいのが特徴です。
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SNS運用や情報発信の経験 
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動画編集ソフトを使ったことがある 
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CanvaやPowerPointでビジュアルを整えられる 
 これらは趣味レベルでも十分にアピールポイントになります。
5. 体力とメンタルのタフさ
意外かもしれませんが、現場で最も重視されるのは「最後までやりきる力」です。
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長時間のロケや撮影に対応できる体力 
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急な変更やトラブルにも動じない柔軟さ 
 これらは、経験よりも人間性として評価されやすい部分です。
「一緒に現場を走り抜けられる人材」と思ってもらえるだけで、大きな信頼につながります。
まとめ
マスコミ・エンタメ業界は一見ハードルが高そうに見えますが、実は未経験者でも通用するスキルが数多くある業界です。
特に評価されるのは、
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情報整理力 
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コミュニケーション力 
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マルチタスク力 
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デジタルリテラシー 
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体力・タフさ 
これらは専門的な知識がなくても、社会人としての経験や日常の取り組みから自然と身についているものです。
「経験がないから無理かも」と諦める必要はありません。
皆さんの意外なスキルが、マスコミ・エンタメ業界で大きな武器になるかもしれません。
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国家資格キャリアコンサルタント
石川かおり
 
          