「仕事がつまらない」には理由がある!?原因と対策で長い仕事人生を有意義に

2024年7月16日

今さらながらではありますが、一緒に働く仲間の仕事っぷりを見ていて感じたことがあります。

「やっぱり目標がある人は違うなぁ」と。

その人を見ていると、仕事に取り組む姿が他の人とは明らかに違うのです。

意識高い系と言うと悪口になるのかな?!

いやいや、本当に良い意味で意識が高い!

その人は、仕事をするうえである目標(目的)があり、そこに向かって頑張っています。

ただ仕事をこなしているだけでは得られない目標なので、そうじゃない人とは行動からして違います。

「仕事がつまらない」「楽しくない」というビジネスパーソンは、3割とも半数以上なんていうアンケート調査もあります。

仕事の種類や年齢層によって、だいぶ違いはありますが、実際に「仕事がつまらないから転職する」という方も多いものです。

どんな事情なのかにもよりますが、ただ「仕事がつまらない」だけで転職するのは危険です。

そもそも、仕事は部活やサークルでもなく、自分が好きなことだけやれるわけでもない。

仕事が面白いと思うのは、瞬間的なことで、常に面白いはずもなく。

「仕事は楽しく、毎日キラキラ、やりがい100%」なんていうのは幻想ですよね。

小さな成功体験を積み重ねるうちに、だんだん仕事が楽しく思えてくるものです。

それでもなかなか楽しいとは思えないという方もいると思いますが、毎日大変な思いをして働いているだけで上出来です。

楽しいと思えないからダメなんてことはまったくありません。

「仕事は楽しいもの」という呪縛にとらわれず、自分なりの働き方を見つけられたら良いのではないでしょうか。

とは言え、なぜ仕事がつまらないと感じるのか、その理由だけはハッキリと認識した方が次のステップに進みやすくなると思います。

仕事がつまらないと感じる理由

仕事がつまらないと感じる理由は人それぞれですが、一般的に以下のような要因が考えられます。

1. 成長の欠如
挑戦がない: 繰り返し同じ作業をするだけで、新しいスキルや知識を得られないと感じる場合、仕事が退屈に感じることがあります。
キャリアの停滞: 昇進やスキルアップの機会が少ないと、将来の展望が見えずモチベーションが下がることがあります。

2. 仕事内容の単調さ
ルーチンワーク: 同じ作業の繰り返しが続くと、刺激が少なくなり、仕事がつまらなく感じることがあります。
クリエイティビティの欠如: 創造性を発揮する機会がない仕事は、特にクリエイティブな人にとって退屈に感じやすいです。

3. 職場環境
人間関係の問題: 同僚や上司との関係が良くないと、職場全体がストレスフルな場所になり、仕事に対する興味が薄れます。
職場の文化: 社内のコミュニケーションが不足している、または企業文化が自分に合わない場合も、仕事が面白く感じられなくなります。

4. 自己効力感の低さ
貢献感の欠如: 自分の仕事が会社や社会に対してどのように役立っているかが見えない場合、モチベーションが下がりやすくなります。
評価されない: 頑張っても適切に評価されず、報酬や認識がないと、やる気を失う原因となります。

5. 外部要因
過労やストレス: 長時間労働や過度のストレスは、仕事そのものへの興味を奪い、疲れや倦怠感を感じさせます。
生活のバランスの欠如: プライベートの時間が取れない場合、仕事だけが生活の中心となり、楽しみを見つけるのが難しくなります。

ミスを繰り返したり、知識や経験がないので自信が持てなかったりすると、仕事がつまらない・しんどいという負のループに陥る可能性が出てきます。

仕事がつまらないを払拭する対策

20代の場合、「仕事がつまらない」と感じるのは長い仕事人生において、寂しいものがあるのはわかります。

できれば楽しく、やりがいを感じられる仕事に就きたいと思う方は、以下の対策を試してみることをおススメします。

■新しいスキルを学ぶ
資格取得や新しいプロジェクトに挑戦することで、自己成長の機会を増やします。

■職場環境を改善する
上司や人事部門と話し合い、人間関係や職場文化の改善を図ります。

■キャリアプランを見直す
長期的なキャリアゴールを設定し、その達成に向けたステップを計画します。

■生活バランスの見直し
ワークライフバランスを整え、趣味や休息の時間を確保することで、仕事外の楽しみを増やします。

具体的には、、、

1. 目標設定と挑戦
短期・長期の目標を設定: 明確な目標を持つことで、達成感や進歩を実感しやすくなります。
新しい挑戦を見つける: 日常業務の中で新しいタスクやプロジェクトに取り組むことで、刺激を得ることができます。

2. スキルアップと自己成長
継続的な学習: 資格取得や新しいスキルの習得に挑戦することで、成長を実感し、仕事に対する興味を高めることができます。
トレーニングやワークショップに参加: 外部のセミナーや社内の研修に参加することで、新しい知識や技術を学ぶことができます。

3. 人間関係の改善
同僚との良好な関係: 仕事の合間に雑談やランチを共にするなど、同僚とのコミュニケーションを大切にします。
サポートネットワークの構築: 職場内外で信頼できるサポートネットワークを作ることで、困難な状況でも助けを得やすくなります。

4. クリエイティビティの発揮
業務改善の提案: 仕事の効率化や新しいアイデアを提案することで、創造性を発揮しやすくなります。
自分のやり方を見つける: 定型業務でも自分なりの工夫を加えることで、仕事に対する満足感を高めることができます。

5. 仕事環境の整備
快適な作業環境を整える: デスク周りを整頓し、快適に仕事ができる環境を整えることで、集中力やモチベーションを高めます。
リモートワークやフレックスタイムの活用: 可能であれば、柔軟な働き方を導入することで、仕事のしやすさや楽しさを向上させます。

6. ライフワークバランスの確保
適度な休息とリフレッシュ: 仕事に集中するだけでなく、適度な休息や趣味の時間を確保することで、心身のリフレッシュが図れます。
休暇を活用する: 定期的に休暇を取ることで、リフレッシュし、仕事に対するモチベーションを維持することができます。

7. ポジティブなマインドセット
感謝の気持ちを持つ: 日々の仕事の中で感謝すべきことを見つけることで、ポジティブなマインドセットを保ちやすくなります。
成功体験を記録する: 達成した目標や成功体験を記録し、振り返ることで自信とやりがいを感じやすくなります。

8. フィードバックの活用
積極的にフィードバックを求める: 上司や同僚からのフィードバックを活用し、自分の成長や改善点を明確にします。
自己評価を行う: 定期的に自分の業績やスキルを評価し、改善点や成長ポイントを確認します。

これらのアプローチを取り入れることで、仕事の楽しさややりがいを見つけやすくなるでしょう。

具体的な行動を実践し、自分に合った方法を見つけてみてください。

この先に、「転職」という選択肢も出てくるかもしれませんが、考えや行動なしにいきなりというのは不安です。

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<石川かおり>

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