転職活動で苦労すること!?マスコミ・エンタメ業界では特有の!?対処法も紹介
キャリアトレインの転職サポートでは、するするっとあまり苦労せずに転職を成功させる方もいれば、苦労して転職成功まで進む方もいます。
どのような“苦労”なのかは人それぞれ違いますが、最近の転職サポート登録者では下記のような方がいました。
〇メンタルを保つのに苦労
書類選考がなかなか通過せず、不採用通知の連絡が続いたことで落ち込んでしまった登録者がいました。
理由は企業によって異なりますが、一番多かったのは応募者多数による「他者比較」でした。
こればっかりは、自分のスキルや経験が優れていようとも、それよりももっと優れていると思われる他の候補者がいればどうにもなりません。
例えばよくあるのは、「未経験者歓迎!」の求人に応募した場合、経験者からの応募があればそちらが優先されてしまいます。
必ずしもというわけではありませんが、あり得る話です。
〇面接日程の調整に苦労
現職中に転職活動を行うことで、なかなか面接に行く時間が取れずに苦労した登録者がいました。
面接は平日日中に行われることがほとんどなので、有給休暇を取得するか半休や早退をするしかありません。
しかし、いきなりそういった行動に出ることで、会社に転職活動がバレてしまう可能性もありました。
また、仕事も忙しく、定時ぴったりにあがることも滅多にないという状態。
面接企業に説明してお願いすることに終始しました。
〇金銭的な苦労
会社を辞めてから転職活動を開始したため、無職の期間が続いて苦労した登録者がいました。
もう少し早く転職先が決まると思っていたこともあり、活動中にかかるお金についてあまり考えていませんでした。
数ヶ月単位で無職の期間が続いたため、日雇いバイトをしながら転職活動をせざるを得なくなりました。
ちなみに、上記の苦労した登録者の皆さまは、最終的にはすべて転職を成功させました。
紆余曲折あるなか、頑張った結果です。
一般的に苦労すること
転職で苦労することは多岐にわたりますが、一般的には以下のような苦労があります。
転職活動中、入社後と、苦労は様々です。
<転職活動中>
■求職活動の時間とエネルギー:
求人情報の検索、履歴書や職務経歴書の作成、面接準備、そして面接自体には多くの時間とエネルギーが必要です。
■適切なポジションの見つける難しさ:
自分のスキルや経験に合った仕事を見つけることは難しいです。特に、求める条件(給与、勤務地、企業文化など)が具体的であるほど、選択肢が限られてくることがあります。
■スキルや経験のマッチング:
転職先の求めるスキルや経験に完全に合致しない場合、自己PRや面接で自分の強みをどのようにアピールするかが課題となります。
■面接のプレッシャー:
面接はプレッシャーが大きい場面です。緊張や不安が影響し、本来の自分をうまく表現できないことがあります。
■経済的不安:
特に現在の職を辞めてから転職活動を行う場合、次の仕事が見つかるまでの経済的不安があります。収入が途絶えることへの不安は大きなストレス要因です。
<入社後>
■人間関係の再構築:
新しい職場では、新しい人間関係を築く必要があります。これがスムーズにいかないと、職場での居心地の良さや仕事のパフォーマンスに影響することがあります。
■仕事の適応と学習:
新しい仕事や業界に慣れるための学習や適応期間が必要です。特に業界が変わる場合や新しい技術を習得する必要がある場合、この適応は大きな挑戦となります。
マスコミ・エンタメ業界への転職で苦労すること
マスコミ業界への転職には特有の苦労がいくつかあります。
職種や求められるポジションによって、苦労することしないことは大きく異なります。
例えば、未経験者も歓迎している求人では難易度は高くないことも多々あります。
下記は参考までにご覧ください。
<転職活動中>
■競争の激しさ:
マスコミ業界は非常に競争が激しいため、多くの応募者が一つのポジションに集中します。特に有名な企業や放送局では、多くの応募があるます。
■経験とスキルの要求:
マスコミ業界では特定のスキルセットや経験が重視されます。例えば映像に関する知識(映像編集など)など、専門スキルが求められることもあり、それらの知識や経験が不足している場合は苦労することがあります。
■ポートフォリオの重要性:
履歴書や職務経歴書だけではなく、実際の作品やプロジェクトのポートフォリオが必要とされることがあります。過去の仕事や作品が評価されるため、優れたポートフォリオを準備することが重要です。
<入社後>
■ネットワーキングの必要性:
マスコミ業界は人脈が非常に重要です。業界内でのネットワークやコネクションが転職に大きな影響を与えるため、業界内の人とのつながりを築くことが必要です。
■長時間労働と不規則な勤務時間:
マスコミ業界は長時間労働や不規則な勤務時間がまだまだあります。特に放送や芸能に関わる職種の場合、夜間や週末の勤務が必要になることもあり、ワークライフバランスを保つことが難しいです。
■業界特有のカルチャー:
マスコミ業界には独特のカルチャーや慣習があります。これに適応することが難しいと感じる人もいます。業界特有のスピード感やプレッシャーに慣れるまでに時間がかかることがあります。
■技術の進化と適応:
マスコミ業界は急速に進化しているため、新しい技術やプラットフォームに迅速に適応する能力が求められます。デジタルメディアやソーシャルメディアの発展に伴い、新しいスキルの習得が必要となることがあります。
苦労を乗り越えるには【解決策10】
マスコミ・エンタメ業界の場合、理解を深めるとともに、自己啓発やスキルアップ、ネットワーキングを積極的に行うことが重要です。
これらに対処するためには、転職エージェントやキャリアコーチングを利用することも効果的です。
以下のようなことを専門のサポートで一緒に解決していくことができます。
①自己分析で適した職種を見つける
②キャリアや目標を明確化できる
③スケジュール(計画)が立てられる
④転職条件を整理できる(業界や職種の水準などを知る)
⑤業界や職種の知識を得る
⑥求人情報を知る
⑦履歴書や職務経歴書の書き方がわかる
⑧面接日程の調整を代行してもらえる
⑨面接対策ができる
⑩採用条件(給与や入社日など)を交渉してもらえる
これらのサポートを活用することで、転職活動をよりスムーズに進めることができます。
また、メンタルの部分でも可能な限りサポートするので、心強いと思ってもらえることも多いです。
転職ではどのような苦労が発生するのか、まだ現実的でない方もまずはご相談ください。
<石川かおり>