これまでの職務経験を活かして『異業種<異職種』転職もおススメ!

2023年6月22日

昨今、未経験向けも求人数も非常に多く、異業種への転職は決してめずらしいことではなくなりました。

多くの方が異業種への転職を成功させています。

2022年転職者は47.1%が異業種へ転職しており、35.6%が異職種への転職をしている。
2019年以降傾向は大きく変わらず、転職者は職種を変える割合よりも業種を変える割合の方が高い。

情報元:「転職動向調査 2023年版(2022年実績)」(株式会社マイナビ)
調査時期:2022年12月16日~12月20日

しかし、まったくの異業界への転職は不安がないわけではありません。

20代の転職希望者を対象にしたアンケート調査では、6割以上の人が異業種への転職に不安を感じるという結果となりました。

特に、転職サイトやエージェントを使わないと異業種への転職はハードルが高いと感じている方は多いことも明らかになりました。

【転職サイトやエージェントを使わないと転職ハードルが高いと半数以上が回答】

Q.「異業種への転職は転職サイトやエージェントを利用しないとハードルは高いと思うか?」

「どちらかと言えば思う」36%
「(ハードルが高いと)思う」16.6%
「どちらとも言えない」24.6%
「どちらかと言えば思わない」12.0%
「思わない」10.8%

情報元:「20代異業種転職に関するアンケート調査」(ユニークキャリア株式会社)

業種職種によって採用年齢の考え方は大きく違いますが、異業種転職は30代前半までが有利とされています。

マスコミ・エンタメ業界では未経験からの転職は、20代まで(職種によっては20代半ばくらいまで)という企業はとても多いです。

異業種転職は珍しくはありませんが、厳しい現実もあります。

例えば、業界内での転職や近しい業界への転職は、「異業種」と言えない場合もあります。

これまでの職務経験を活かして、やったことない仕事に挑戦する方はいます。

これまでの職務経験を活かした転職

マスコミ・エンタメ業界で活躍中の方や、業界は異なるけれどこれまでの職務経験を活かして新たな仕事に挑戦した方達をご紹介します。

例えば最近では、下記のような転職成功者がいます。

■番組ディレクターから芸能マネージャー
フリーランスでテレビ番組のディレクターとして活躍していたAさん(43歳)
業界内での人脈や知識を活かせるタレントマネジメントに挑戦することに。

■一般企業広報からエンタメ企業プロモーション担当
IT系企業の広報職として勤務していたBさん(26歳)
芸能プロダクションのタレントプロモーション(宣伝)に興味を持ち転職。

■ADからテロップ制作
AD経験2年のCさん(23歳)は、番組制作職よりも放送を支える技術的な職種に惹かれるようになりました。
シフト制で勤務できることもあり、無理なくテレビ業界での勤務を続けることができました。

■ADから芸能マネージャー
新卒時にADと芸能マネージャー職に興味を持っていたDさん(25歳)
ADとして業界の流れや慣習、働き方などを覚え、芸能プロダクションに転職することにしました。

■番組プロデューサーから芸能プロダクションのデスク
番組制作の仕事は体力的に限界を感じ、内勤で働ける環境を探していたEさん(40歳)
テレビ業界での経験や知識を活かして、芸能プロダクションのデスク職に就きました。

■テレビ番組の制作ディレクターからイベントの企画(映像配信)
コロナ禍になり映像配信に興味を持つようになったFさん(30歳)
企業系やイベント系の映像配信やVRライブ配信などを行う会社に転職。

■法人営業から広告キャスティング営業
運送会社の営業職として7年勤務してきたGさん(28歳)
以前からエンタメ企業に興味があり、営業力を活かしてキャスティングやタレントマネジメントを手掛ける会社に転職。

異業種への転職理由は人それぞれですが、例えば女性の場合は結婚や出産、男性の場合は家族ができたなど。

実家の問題や周りの状況によってやむを得ずという方もいれば、心機一転チャレンジという方もいます。

突然の変化や人生における転機で取り乱すことがないよう中長期的なキャリアプランは常に考えておく必要があります。

これまでのキャリアを整理しながら、別の道に目を向けてみることも大切です。

自分にどんな可能性があるのか探ることで、転職してもしなくても、明日へのヒントに繋がるかもしれません。

事例を交えながらご案内できればと思いますので、どうぞお気軽にご相談ください!

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<石川かおり>

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