人事が断言!「こんな人は採らないほうがいい」選考中でバレる特徴とは?
『円卓コンフィデンシャル~他社との遭遇~』(テレビ東京)という面白い経済番組が放送されています。
番組内容:
新たな経済番組、それは『かつてない会議』。様々な企業の「同じ部署」で働く人たちが大集結。円卓を囲み、仕事の「やりがい」「失敗談」から「ライバルに思うこと」まで、次々と本音トーク。もちろん「今進めていること」などビジネスの最新情報も!各ジャンルのプロの“ノウハウ”と“経験談”…「明日へのヒント」が満載です。
先日の放送回では、各企業の「人事」担当者が集結しました。
▶江崎グリコ…「出戻り」社員大歓迎!カムバック採用のヒミツ。
▶サイバーエージェント…「社員の友達」採用を加速!その意外なワケは?
▶オンデーズ…上司を投票で決める解散総選挙。その驚くべき効果とは?
▶カドル…ソフトバンクなどで3万人の人事を担当してきた「汐留の母」の極意とは?
各企業の人事が考える採用のポイントがありました。
江崎グリコ「新卒はエントリーシートである程度見極めている」
オンデーズ「わかりやすく言うと文化祭やイベントで主体的に楽しめる、はっちゃけているタイプが合う」
サイバーエージェント「リファラルに力を入れており中途の4割を占めている」
ふむふむ。
そして、人材戦略コンサルタント・澤田清恵さん(カドル)は、「こんな人は採らないほうがいい」という人の特徴をこうお話ししていました。
「面接で現職・前職の会社の悪口を言う人」
確かに、面接で言ってはいけないことあるあるのひとつです。
面接で現職・前職の会社の悪口を言う人は、こんな風に思われてしまう恐れがあります。
×マイナス思考が強い性格
×他責傾向がある
×採用しても同じように自社を悪く言うかもしれない
×感情のコントロールが効かない人かも
×自分に能力がないだけかも
まぁ、とにかく良い印象は持たれづらいことは確かです。
ハラスメントや違法行為など、本当に会社が悪いとしか言いようがない退職理由もあるかと思います。
その理由がなければ退職したことに辻褄が合わなくなることもあります。
軽く事実を客観的に伝える程度に抑えて、あくまでも前向きな転職であることが伝わるよう注力してください。
それでは、採用企業が「こんな人は採らないほうがいい」と思う求職者の特徴は他にどんなことがあるのでしょうか。
採用企業が思う「こんな人は採らないほうがいい」
採用して一緒に仕事をしてみたら、あらら。
ということは多かれ少なかれあると思いますが、応募書類や面接の時点で見抜くのは本当に難しいことです。
それは応募者も企業もお互い様ですが、選考の過程で採用するのは難しいと思ってしまう人にはこんな特徴(傾向)があります。
■経歴詐称(レファレンスなどで発覚)
■負のオーラが漂っている(暗い表情・姿勢が悪い・覇気がないなど)
■清潔感がない
■素直じゃない(アドバイスなどを受け入れない)
■都合の悪いことを隠そうとする(回答が曖昧)
■逆質問がまったくない(会社や仕事に興味ある?)
■幼稚な口癖が多い
■職歴に一貫性がない(転職回数があまりに多い)
■悪い感情が顔に出る(ムッとするなど)
■リアクションが薄い(人間味に欠ける)
■面接官以外のスタッフなどへの態度が悪い
なんだかたくさん出てきましたが、逆のことを意識すれば良いので参考にしてみてください。
業界や職種、企業の考え方にもよりますので、これらが一概にダメというわけではありませんが、比較的不採用になる率は高めです。
キャリアトレインの就職・転職サポートで私が常々思うのは、こんな人は応援しがいがありません。
①嘘をつく人
②素直じゃない人
かなりざっくりしていますが、この2つ以外に何かあっても致命的ではないと考えます。
実際にキャリアトレインの就職・転職サポート経由で前に進んだ方は、こんな特徴を持つ人はほとんどいませんでした。
嘘つきで素直じゃない人とは、お互いに離れていくからかもしれませんね。
<石川かおり>