給与だけじゃない!サポート登録者の拘りの転職条件

2023年3月2日

転職の条件は人それぞれです。

自分なりに拘る理由があり、それがクリアになって「転職成功」と言えます。

ただ、転職活動を始めようとしたとき、転職の条件がバッチリ固まっている方は案外少ないものです。

転職理由にも繋がるような条件は何となくあるけど、いざ聞かれるとスラスラとは出てこない。

そもそも、どんな条件をつけたら良いのかもわからない。

手取りと額面?賞与があると年収は?基本給?みなし残業って?

給与条件ひとつにしても、色々なパターンが考えられるので、自分なりに基準を明確にしておかなければならないはずです。

転職希望先の企業に聞かれたり、そもそもエントリー時に確認されたりすることもあります。

それは選考に直結しているので、曖昧ではいけません。

給与条件以外にも、転職で拘る条件はたくさんあります。

キャリアトレインの転職サポート登録者では、下記のような転職条件をお持ちの方がいました。

転職で求める条件

■給与
「最低でも年収○○○万円以上」と絶対に下回りたくない金額がある。

理由:現職の給与より下回ると生活に支障が出るため。
対策:まったくの未経験職種ではなく、これまでの経験が評価される職種に転職することに。

企業へは「総支給額」を提示することが基本です!
社会保険料、源泉所得税、住民税などが引かれる前の金額を伝えられるようにしましょう。
「手取り」の金額は、企業に聞かれない限り基本的には伝えません。

■手当
残業手当、深夜早朝手当、休日出勤手当、住宅手当、家族手当などが手厚いこと。
理由:前職では通勤交通費しか支給がなかったため。
対策:住宅手当がある企業が見つからず、その代わりに2年目から役職手当がつく企業を選択。

■福利厚生
在宅勤務(テレワーク)、短時間勤務制度、食事補助、通信手当などが充実していること。
理由:新卒時は意識していなかったが、福利厚生を利用できるとお得だということを働いていて感じた。
対策:充実とまで色々なくても、絶対条件として「退職金」がある企業に絞った。

■雇用形態
正社員として採用してくれる企業を探したい。
理由:前職で契約期間満了となってしまい、長く働きたいので正社員としての雇用を希望。
対策:許容範囲を広げた(1年以内に正社員登用の約束があれば、契約社員スタートも可)

■働き方
在宅勤務(テレワーク)や時短勤務ができる仕事がしたい。
理由:小さな子供がいるため、仕事と育児の両立する必要がある。
対策:雇用形態は拘らず、時短勤務できる企業を優先的に探した。

■大企業に入りたい
業界シェアが大きい大手企業や有名企業に転職したい。
理由:新卒の時に大手企業を希望していたが受からなかった。
対策:できることとやりたいことなどのアピールポイントを明確にし、即戦力人材として採用を目指した。

■人間関係
理由:前職は男性ばかりの職場で、女性の活躍が阻まれているように感じていた。
対策:男女比を企業に必ず確認し、女性管理職の割合なども重視した。

転職条件イコール転職の軸

このように転職先を選ぶときに重視したい条件は様々ありますが、すべて希望通りの企業や仕事を見つけるのは困難です。

妥協しようということではありませんが、拘り条件を整理して優先順位をつける必要は出てきます。

諸条件ばかりではなく、「仕事内容」や「経験を積むこと」など、将来に向けた転職条件も重要です。

キャリアトレインの転職サポート登録者で多いのは、「やりたい仕事が一番なので、給与などの条件は拘らない」という方達です。

マスコミ・エンタメ業界の仕事を希望している登録者がほとんどなので、「やりたい仕事」が優先になるのは必然かもしれません。

そしてマスコミ・エンタメ業界は「経験」が重視される世界です。

最初は転職条件をすべて叶える入社は無理だとしても、「経験」を積めば、求める条件に近づいていくことができます。

また、転職に求めることは変化していくものです。

ご自身の生活(結婚などのライフイベント)や、仕事の目標の変化などにより、変わっていくのが普通です。

昨今では、新型コロナウイルスを経験して転職条件が変わったという方も多いです。

転職条件に優先順位をつけることは、「転職の軸」を作ることにもなります。

軸が曖昧のままでは、不本意な結果になることも考えられるので、まずはそこから一緒に整理していけたらと思っています。

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<石川かおり>

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