転職回数が多い理由は十人十色!転職サポート登録者をタイプ別にご紹介
大転職時代が到来している昨今、転職回数が多いことは必ずしもネガティブに受け取られるわけではなくなりました。
「優秀な人ほど転職回数が多い」なんて言われることもあります。
転職回数が多い人が、何度も転職を繰り返す「ジョブホッパー」なのか?
または、スキルを備え転職という選択肢を常に手にしている「優秀な人材」なのか?
採用企業によって判断は大きく違ってきます。
年代によって転職回数の平均は以下のようになっています。
20代:1.5回
30代:2.6回
40代:3.7回出所:「令和2年転職者実態調査報告書/個人調査」(厚生労働省)
実際の採用選考では、このような基準をベースに、転職回数が多い応募者に厳しい判断をする企業もあります。
企業の採用担当者と日々接している私の感覚では、まだまだネガティブなイメージを抱く企業は多い印象です。
しかし、キャリアトレインのような転職エージェントを利用すると、応募者一人ひとりの転職回数が多い理由についてはっきりします。
応募者にヒアリングした内容を採用企業に伝えることで、転職回数が多いことによるネガティブなイメージを払しょくするようにしています。
最近の転職サポート応募者(登録者)でも、転職回数が多い方が複数いたのですが、それぞれ理由が異なる5名をご紹介しようと思います。
転職回数の多さも十人十色
キャリアトレインの転職サポートを利用している以下の登録者の皆さんは、一般的に考えるよりも少し多い転職回数をお持ちです。
■人脈力タイプ
個人的・ビジネスで築いた人脈とネットワークで、必要とされ渡り歩いていくタイプの方です。
あまり転職という考え方はなく、その時に面白いと思った仕事や会社に誘われて動いてきました。
■スキルアップタイプ
まさに転職成功のお手本のようなタイプの方です。
仕事の能力を高め、キャリアップすることで転職の度に高い位置のポジションをゲットしてきました。
■飽きっぽいタイプ
明確な理由はあまりなく、ただ続かないタイプの方です。
好奇心旺盛とも言えますが、短期間で仕事をかえるので、年齢に即したスキルが身についていません。
■能力不足タイプ
自己評価と他者評価にギャップあるタイプの方です。
悪い意味でプライドが高く、置かれた環境で常に不満を抱えてきました。
■不運タイプ
会社倒産や業績不振により転職せざるを得なかったタイプの方です。
あまりにも続いてしまったため、応募先の企業から納得されないことも。
全員がまた転職を成功させましたが、ある人は持ち前の機動力とスキルを活かし、ある人は内省することでこれまでとは違うアプローチを行い、転職後の仕事も順調なようです。
政府がリスキング(学び直し)からの転職を支援しようとするなど、転職すること自体は間違いなくハードルが下がっています。
だからこそ、自分のスキルやキャリアを客観的に把握して、意味のある転職を実現させたいものですね。
関連:2022年2月2日ブログ「大転職時代がやってくる!「転職回数の多さ」イコール「転職できる優秀な人」になるまでは」
<石川かおり>