「あなたの強みは何ですか?」転職面接でも聞かれるド定番の質問にどう答える?

2022年5月2日

「あなたの強みは何ですか?」

面接ではあるあるの質問です。

学生時代の就活では、ESに書かされたという方もいるのではないでしょうか?

社会人になっても、聞かれる質問です。

しかし、回答内容は就活時とは大きく異なることになります。

学生はビジネス経験がないので、「強み」というよりも「長所」となる性格的なことしか回答できません。

転職時の回答では、ビジネス上のスキルや経験を語る必要が出てきます。

企業が「強み」を聞きたがるのは、下記のようなことを確かめたいからです。

・社風とマッチしているか
・業種、職種に適応できるか
・自社で具体的にどのように活躍できるか
・自分を客観視できているか
・現時点で足りない要素に対し、改善しようと努力しているか
・○○の強みを持った人材が欲しいという希望

面接で強みを聞くことで、採用後のイメージが描きやすくなります。

面接で話す「強み」の選び方

「強み」には大きく3種類あります。

①テクニカルスキル・・・専門性、取得資格、職務経験など
②ヒューマンスキル・・・人間性、向上心、傾聴力など
③ポータブルスキル・・・対人力、課題解決力、忍耐力など

ポータブルスキルは、テクニカルスキルとヒューマンスキルと似ているところがあります。

「汎用的に活用できるスキル」として、どこへ行っても活用できるスキルのことを言います。

面接では、この3つのスキルをMIXさせた自身の「強み」を伝える必要があります。

ポイントは、「入社後に活かせるスキルや経験なのか」という点です。

<こんな「強み」はNG>
■説得力がない
(例)1社が短く転職回数が多い人が、「持続力」や「忍耐力」があると言われても、よほどの理由がない限り面接官を納得させるのは難しい。

■転職先との接点がない
(例)企業が求める人材像にまったく当てはまらない。無理して合わせていくと、後々ストレスに繋がりかねません。

■エピソードが古すぎる
(例)中学・高校時代の部活や、大学時代のバイトリーダーの話などは、まるで直近で何もない人に見られてしまいます。

■仕事とまったく関係ないこと
趣味の話は人となりがわかるので面白いですが、その強みが仕事にどう生きるのかも説明したいところです。

「強み」が決まったら、伝え方もポイントがあります。

「強み」の伝え方

▼結論から話す
▼根拠となるエピソード
▼その強みをどう活かせるのか
▼意欲で締める

この流れを意識して、話してみてください。

「強み」は自分のことなので、難しく考える必要はありません。

「弱み(短所)しか見つからない!」なんて方もいますが、その弱みを強みに言い換えたら、逆に説得力が増すということもあります。

自分一人で考えるとわからないこともあるので、一緒にキャリアの棚卸しをしていきましょう!

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<石川かおり>

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