『してもよい妥協』が転職成功の秘訣!目的までの道は一つじゃない

2021年8月2日

株式会社ビズヒッツが行ったアンケート調査で、8割近くの人が「転職先の条件で妥協したことがある」と回答しました。

どのような点を妥協したのかというと。

第1位:給与・報酬額   173人
第2位:就業時間・曜日  79人
第3位:勤務地・通勤時間 72人
第4位:業種・仕事内容  34人
第5位:雇用形態     21人

【調査概要】
調査対象:転職経験がある人
調査日:2021年2月26日~27日
男女別人数:女性327人/男性173人

情報元:株式会社ビズヒッツ

転職先の条件で妥協した理由として一番多かったのは、「他の希望条件を優先した」でした。

希望に合わない条件はあるけれど、その他の希望の方が大きかったというわけです。

マスコミ・エンターテインメント業界に「職種未経験」で転職する場合、ほとんどの方が何かしらを妥協することになります。

上記のアンケート調査で言うと、第1位と第2位に妥協することが多くなっています。

第1位:給与・報酬額
→月給20万円~23万円くらい(手取り18万円~21万円くらい)のスタートが多く、前職・年齢によっては給与ダウンの転職となります。

第2位:就業時間・曜日
→職種によっては不規則な働き方となり、残業時間も多くなります。土日祝や決まった曜日に休めるとは限らないので予定も立てづらくなります。

それでもなぜ転職するかというと。

「やりがいのある仕事がしたい」
「好きなことを仕事にしたい」
「ずっとやりたかった仕事に挑戦したい」

マスコミ・エンターテインメント業界志望ならではの理由が並びます。

妥協点を明確にしないと決められない

チャレンジには少なからずリスクや妥協せざるを得ないことが出てくるものということは皆さん理解されているかと思いますが、いざマスコミ・エンターテインメント業界に転職しようとしても、どの会社が良いのかわからないものです。

一般的に知られている有名企業ならばピンとくるかもしれませんが、有名じゃない企業が大多数なわけです。

例えば、テレビ番組の制作会社といってもたくさんあるわけで、別に条件も同じようだし区別がつきません。

なかなか、「この会社に入りたい!」と思えずに転職活動を進めることになります。

そうこうしているうちに、迷路に入り込んでしまい、「もう少し求人を見てみたい」と時間ばかりが経ってしまうことも。

このような状態になるのは、「職種未経験」の方ばかりではありません。

今、キャリアトレインの転職サポートで動いている番組ディレクターのAさんは、まさに迷路に迷い込んでいる状態です。

Aさん
「〇〇社に内定を貰ったのですが、もう少し待っていればもっと良い求人がでるかもしれない」
「でも、待っていても離職期間が長くなるだけだから、妥協して決めた方がよいのか」

内定を受諾するか、もう少し他を見てみるか、正解はどちらということでもありません。

ただ、「もっと良い求人」とは?「妥協」とは?

この部分を曖昧にしたままだと、決定打を欠いたままズルズルということになりかねません。

してもよい妥協・しないほうがよい妥協

転職するには多かれ少なかれ妥協はつきものですが、してもよい妥協としないほうがよい妥協があります。

■してもよい妥協
・目的にたどり着く為ならば少し遠回りも受け入れる
・スタート年齢に制限があるなら早く決断すべき
・まずは経験を積むこと優先する
・会社の規模・知名度

■しないほうがよい妥協
・仕事内容(マスコミ・エンターテインメント業界志望ならば)
・早く内定が欲しいだけで決めてしまう
・不満に感じていることが解消されていない
・転職の目的から逸脱している

まずは転職の目的を自分自身ではっきりさせておくことから始まります。

そうしないと優先順位がわからず、あとから妥協したことに気づくなんてことにも。

特にマスコミ・エンターテインメント業界志望の方に考えてもらいたいのは下記です。

「してもよい妥協」→「目的にたどり着く為ならば少し遠回りも受け入れる」

例えば、ある映像技術会社の面接でこんな話がありました。

テレビ局内で働くスタジオカメラマンを目指しているBさんは、スーパーのアルバイトをしながら就職活動を行っています。

スタジオカメラの空きは年間を通してあまり発生しない為、報道の取材カメラから経験を積んでスタジオカメラに移行していく手段を面接官から提案されました。

実際にそういった例もあり、スーパーのアルバイトとして時が経つよりは断然Bさんの経験になる話です。

しかし、Bさんは「スタジオカメラしかしたくない」「やりたくないことをやっても続かない」と辞退しました。

面接官は「拘りを持つことは大切なこと」と理解してくれましたが、20代後半のBさんの決断として正しかったのかは不安に思います。

「スタジオカメラの求人がない」「未経験からスタートできるカメラの求人」というキーワードを手にしたにも関わらずの決断です。

面接官はこんな話もしてくれました。

「山の頂上に登るルートは色々ある」「どう登っていくかの違い」

山の麓でうろうろしているだけなのか、少しずつでも登っていくのか。

頂上までたどり着くのはどちらなのかは明白ではないでしょうか。

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<石川かおり>

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