転職は「目的」ではなく「手段」!挑戦することで何を得たいのかを明確に

2021年7月28日

『転職』に明確なルールや規制があるわけではありませんが、良い転職・悪い転職というのはあります。

転職する本人は気がついていないかもしれませんが、ネガティブな要素しかない転職をする人もたくさんいます。

ただ、ネガティブな転職だったとしても、その後の行い次第で良い転職になることもあるのでストップをかけるわけではありません。

理想の転職は、「転職すること」が目的ではなく、「臨むポジションを得る」ための手段です。

隣の芝生は青い的な転職では、同じところをグルグル動き回るだけで進歩がありません。

<良い転職>
・条件を上げる
・自分のスキルに合うポジションを得たい
・働き方を変えたい
・市場価値を上げたい
・武器になるものを持っている

<悪い転職>
・人に左右される
・ただ不満を解消するだけ
・一貫性がない(あなたは何をされてる方なの?)
・転職すればすべて解決できると考えている
・ちょっと経験しただけで「やりきった感」がある人

良い転職の中で注目したいのは、「条件を上げる」の具体的な内容は人によって変わってくるということです。

キャリアトレインの転職サポートでは、様々な価値観で「条件を上げる」転職を実現した登録者がいます。

「条件を上げる」の具体的な内容

転職では会社選びで重視するこだわり(軸)が、学生時代の就活とは違ってきます。

「条件を上げる」の具体的な内容はどのようなものでしょうか?

■収入
転職して収入を上げるには、下記のような条件が考えられます。

・同業他社でより年収を高いところ
・自分のスキルや経験を活かせる給与水準の高い業界
・評価制度やインセンティブがある

福利厚生や雇用形態なども、収入に関わってくるのであげたいと思う人はいます。

■ポジション
現在の職場で妥当な役職やポジションが得られないのであれば、転職してキャリアップするというのは正しいです。
横並びの転職であったとしても、キャリアプランが叶う環境への転職であればそれも成功と言えます。

■仕事内容
モチベーションが維持できない仕事内容ならば、スキルアップできる環境を求めたいと思うのは自然です。
成果や結果がでないからといって、単に仕事内容を変えたいと思うのは同じことの繰り返しになる可能性も。

■休日や勤務時間
ライフイベントによって働き方の価値観が変わることはあります。
また、自分に合った働き方が転職ならばわかるので、転職の条件に挙げる人は多いです。

その他にも、社風や会社の規模(上場・外資など)を上げたい人もいます。

自分にとって価値のある転職とは

ただ、条件が上がることばかりがよい転職とも言えません

その人にとって価値のある転職ならば、条件が下がることも選択肢のひとつです。

□未経験の仕事にチャレンジしたい!
キャリアトレインの転職サポートで一番多い希望です。
未経験者としての採用のため、現収入より下がってしまうことがほとんどです。
それでも、やりたいことにチャレンジできるなら良い転職となります。

□地元に戻りたい!
東京で得た経験を地元に戻って発揮したいと考える人もいます。
ライフイベントの変化によるものもありますが、条件を下げても自分らしい生き方ができるなら良い転職です。

□好きな番組を制作したい!
テレビ番組制作職で多いのがこの希望。
番組制作の基礎や経験を積むことが重要と考え、番組内容やジャンルに拘らずスタートしますが、そのうちに志向に合った番組に就きたい思う制作スタッフは多いものです。
番組制作経験者として、条件はあまり重視せず番組重視での転職(同業他社)を希望します。

「転職は当たり前の時代」と言いますが、転職することによって市場価値を下げる人もいるので要注意です。

ただ、客観的な立場から見ないとわからないこともあります。

キャリアトレインのような転職エージェントを利用し、不利にならない転職をしてほしいと思います。

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<石川かおり>

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