『想像力』が就職・転職成功の秘訣!自分が採用担当者だったらと考える

2021年6月28日

私が参考にさせていただいている有名コンサルタントがいるのですが、その方がこんなことをおっしゃっていました。

「仕事のできない人=機転が利かない=相手の気持ちになれない=相手の気持ちを想像できない=想像力がないか、想像する気がない」

これは物凄くよくわかりますし、私自身も気をつけてはいるけれど、まだまだ修行が足りないと日々思っていることでもあります。

想像が豊か過ぎる(考えすぎる)ことで、行動できなかったり、気疲れしてしまう方もいるかもしれませんが、社会で他者と協調して生きる為には想像力は絶対に必要なものです。

特にビジネス(働く)では想像力の欠如は評価に直結します。

ビジネスの場面で想像力がない方はこんな特徴があります。

・仕事が遅い
・先回りできない
・気遣いができない
・イレギュラーな出来事に弱い
・視野の狭い考え方しかできない
・リスク回避できない
・自己主張ばかり

想像力がないと、どんな場面でもデメリットしか生じません。

仕事でもプライベートでも、知らず知らずのうちに誰かを傷つけたり、信頼を失ったりしてしまいます。

そして、就職・転職の場面でも想像力が非常に大事になることを、想像力のない方は気づいていません。

想像力が就職・転職成功の秘訣と言ってもよいくらいです。

就職・転職で想像力が必要な理由

「自分がされて嫌なことはするな」と、子供の頃に聞いたことがあるかもしれません。

就職・転職の場面では、「自分が採用担当者だったらNGだと思うことはするな」と考えてほしいのです。

例えば下記のようなことは、ご自身が採用担当者だったらどう思いますか?

■応募書類
・字が汚くて読みづらい
・求人内容に関係のないことばかり書いてある
・企業からの送付依頼が届いてから送るまでが遅い

採用担当者が「読んでみよう」という気持ちなる応募書類なのか想像してみましょう。

■連絡
・メールの返信が遅い(返信してこない)
・最低限のメールマナーができていない
・電話の折り返しがない

テレワーク時代になり、メールで早く正確に伝えることは以前よりも高いスキルを求められています。

■日程調整
・都合がつけられない(休日や夜間の面接をお願いする)
・日程希望の連絡が遅い
・日程変更が多い

現職中で平日の日中に面接がしづらい方もいますが、志望度が低いと思われないように調整をお願いすることがポイントです。

これらはまだ面接前の段階のお話しです。

相手(採用担当者)がどう思うか想像を怠った結果、まだ会ってもいないのにNGの烙印を押される可能性があるのです。

求人募集で、「コミュニケーション能力がある方」と記載があることは多いですが、これは「想像力のある方」とも言い換えられます。

応募書類やメールの対応ひとつとっても、コミュニケーション能力(想像力)があるかないかわかるものです。

想像力は経験を積むことで高まっていくものだと思います。

意識してすぐに高まるものではないかもしれませんが、気づく事で第一歩が踏み出せたはずです!

就職転職サポートボタン

<石川かおり>

PAGE TOP