面接で同じ服装でも消えない“個性”の出し方
同じ服装、同じような髪型・・・などなど。
就活生は基本的にコピーしたかのようにみんな同じスタイルです。
日本の新卒一括採用のシステムでは、就活生はみんな横並びにさせられます。
転職活動でも20代半ばくらいまでの方は同じようなものです。
というか、「そうあるべき」みたいな考えがはびこっています。
スタイルだけ見れば没個性もいいところです。
では、就活・転職では個性は求められないのでしょうか?
面接では応募者の熱意や知性を見ることはもちろん、人間性やキャラクターなど、会って話てわかることを知ろうとします。
個性がいらないなら会って話す必要もないわけです。面接なんていらない!?
個性のない人なんて見たことありません。
自分で気が付いていないだけという人はいますが、せっかくの個性を面接だからといって隠す必要はないのです。
服装などのスタイルが同じなのは、内面から湧き出る個性を求めているからと言ってもよいかと思います。
面接での個性の出し方
個性は言い換えるならば「自分らしさ」です。
すべて自分の○○で勝負です。
・自分の言葉で話す
・自分の見方で考える
・自分の経験で伝える
面接官は大量の応募者と面接をしています。
どこかの就活マニュアルから引用してきたような言葉では響きません。(多分ちゃんと聞いていない)
自分だけの経験や体験談、自分なりのものの見方を伝えるべきなのです。
面接では巧みでキレイな答えを求めているわけではありません。
言葉遣いが多少乱れたとしても、自分の言葉で自然に聞こえるように話すことが大切です。
個性のはき違え
個性の出し方を間違えてはいけません。
相手が不快に思うような個性や、個性的と思われようと不自然な言動や行動をとるのはNGです。
「変わった人」と思われるのが正解ではありません。
また、努力を怠った自分らしさは好感が持てません。
以前、こんな男性求職者がいました。
この男性はストレートな言い方をすると、無表情で不愛想。
明るい挨拶は出来ない、ありがとうが言えない人。
それがこのかたの個性と言うか、普段からそういう人なわけです。
では、面接でもそのまま自分らしくで良いのでしょうか?
ダメに決まっています。
単に、ヒューマンスキル(対人関係能力)が低いと判断されて終わりです。
堂々と表現できる自分らしさで勝負しましょう!
<石川かおり>