【人材紹介会社】規模や知名度よりもカウンセラー次第!?

2020年9月2日

理系プロフェッショナル(専門職)の登録が多い求人サイト(アスタミューゼ株式会社 転職ナビ)が、転職活動の際の人材会社選択とその満足度等についてアンケートを行いました。

人材会社選択で最も多いのは「会社の規模・知名度で選んだ方」42%で、満足度は「人材会社の担当カウンセラーの対応」に不満・やや不満が最も多い30%という結果になりました。

<人材会社の選択理由>

第1位:会社の規模・知名度
第2位:会社の専門性
第3位:会社の総合力
第4位:その他
第5位:カウンセラーの人柄

この結果で何がわかったかと言うと、、、

企業の規模や知名度で選択したものの、割り当てられたカウンセラーとのマッチング精度が低いことが推測されます。

転職の満足度はどの人材紹介会社というより、「カウンセラー」次第ということがはっきりしました。

“今後”人材紹介会社を利用する際に重視したいポイントを聞いてみた結果でまたよくわかります。

<人材紹介会社を利用する際に重視したいポイント>

第1位:カウンセラーが紹介する求人の質
第2位:カウンセラーの提案力
第3位:会社が保有する求人の質
第4位:カウンセラーの志望企業への交渉力
第5位:カウンセラーの対応力

カウンセラー個人の力量に関しての要望が圧倒的に多いのです。

対面以外のサポートの難しさ

キャリアトレインの就職・転職サポートでもご満足頂けていない例はたくさんあります。

「求人を紹介出来なかった」「採用に至らなかった」など、就職・転職成功に導けなければ当然満足にはならないと思います。

ただ問題なのは、それ以前です。

上記のように「カウンセラーの○○」と、求職者はカウンセラー個人の力量に頼る部分が多く、「話しにくい」「相談しにくい」「信用出来ない」なんて思われるのはもってのほかです。

求人紹介だけなら求人サイトで十分なわけで、就職・転職サポートを利用する意味が問われます。

しかし、昨今は問題が出てきてしまいました。

新型コロナウイルス感染防止策により、対面以外のサポートが主流になりつつあります。

電話やメール、オンラインでの面談も有効ではありますが、対面での面談(サポート)ならば、求職者の感情の小さな動き(心の機微)が感じ取りながら質問を投げかけることが出来ます。

求職者からカウンセラー(エージェント)に対して与えなければならない情報量も少なくなってしまいます。

カウンセラーの力量が求められている中、対面以外でこれまでのように(これまで以上に)サポートすることに試行錯誤!といった状況です。

“新しい生活様式時代”となろうとも、就職・転職サポートを利用して良かったと思ってもらえるようにしたいと思います!

就職・転職サポート応募

<石川かおり>

PAGE TOP