年収か?新しいことへのチャレンジか?転職で「期待はずれ」にならないように

2020年6月10日

数日前、「転職と年収のはなし」がTwitterのトレンド入りして話題になりました。

Twitter投稿の後、noteで続きが掲載されたのですが、、、

「「お金」軸で転職をした人が前より活躍しているという事例をあまり見かけない」

「年収は下がる」<「新しいことに正社員という立場でゼロからチャレンジできるチャンスを得られる」

「お金より経験を追うべきなのではないか」

新しいことにチャレンジ出来るのに、身の丈以上に年収を上げようとするのは自身の可能性を狭めることになります。

これは、転職を希望する一部の方に見られます。

身の丈にあった希望年収ならば問題はないのですが、大抵の場合、自己評価が高すぎる傾向があります。

前職で頑張ってきたという自負があるのは悪いことではないのですが、問題は「新しいことへのチャレンジ」だということです。

例えば同じ事務職でも、業界や業種によって業務内容の違いはあり、知識をいちから学ぶ必要があります。

また、企業によって求められるスキルや人材像が違います。

事務職として前職給与と同等または上げようと思うと、機会を得られない可能性があります。

えとみほさんのnoteにもありましたが、「鳴り物入りで入社した中途人材が「期待はずれ」の烙印を押される」という転職ケースは珍しくありません。

実務は出来るはずなのに、なぜこんなことになるのでしょうか?

すべてを自分でやろうとしない

会社の中を見渡すと、仕事が出来る人にはある特徴があるかと思います。

“周囲を動かす力を持っている
自分だけでできる仕事でも誰かと協力して進める
協力者を上手に保っている”

「期待はずれ」の烙印を押される理由としてえとみほさんのnoteでは、、、

長年いた会社であれば、自分の仕事をアシストしてくれる部下や同僚がいるが、新しい職場ではまずその人間関係をゼロから構築しなければならない。

自分1人の力で何とかしようとする(新しい会社では何とかするしかない)のは限界があります。

自分だけの力で仕事がうまく回せるなんて勘違いではないでしょうか。

6月2日放送の「芸人先生」(NHK Eテレ)でも、講師役のチョコレートプラネットがこんなことを講義していました。

長田「こういうネタがあったんだけどって相方に振って、それを2人で広げていく。他の人にアイデアを伝えて、それを育ててもらうのが良い。」

松尾「自分だけでなんとかしようとしないってこと」

人それぞれ事情があるので、年収アップを目指す転職ももちろん間違いではありません。

ただ、自分のやれることとやりたいことをきちんと自覚した上で成長を目指した方が、転職先でポキっと折れないことに繋がるのかも知れません。

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<石川かおり>

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