今の仕事に不満はないけれど転職する理由

2019年7月25日

ステップアップ

転職を考えるのは、現状(会社や仕事)に不満があるからと思う方は多いかと思います。

しかし、キャリアトレインの転職サポートを利用される方は、「不満があるから転職したい」という方は半分もいません。

「特に不満があるわけではないが転職したい」という方は結構多いのです。

不満(現状を変えたい)を持っている方の場合、下記のような理由があります。

・給与が低い
・残業が多い(休みが少ない)
・人間関係が悪い

などなど。

少なからず皆さん何かしらの不満や変えたいことはあるかと思いますが、「特に不満があるわけではない」方は別の理由で転職を希望しています。

それは、マスコミ・エンタメ業界ならではの理由で・・・

「好きなこと(興味のあること)を仕事にしたい」というものです。

重視するのは好きな仕事

ここ最近の登録者でも、「特に不満があるわけではないが・・・」という転職理由の方がいました。

■テレビ番組制作職志望のAさん(27歳)
大学卒業後、約5年間地方公務員として役所に勤務していたAさん。大学時代からテレビ業界に興味があったのですが、地方在住だったこともあり断念。今の仕事や待遇に不満があるわけではないのですが、やりたいことに挑戦せずに後悔したくないと考え、転職を決意しました。

■芸能マネージャー職志望のBさん(25歳)
大手システム会社にSEとして勤務しているBさん。テレビ番組や音楽などのエンタテインメントが大好きで、仕事として関わってみたいと思っていました。入社から3年が経ち、昇格もしたのですが、芸能マネージャーとして転職するなら早い方が良いと考え活動を開始しました。

その他にも、「マスコミ・エンタメ業界に転職したい」というのが理由で、現在の会社を辞めて挑戦する登録者はいます。

「好きなこと(興味のあること)を仕事にしたい」という共通点の他に、もう1つ共通点があります。

好きな仕事と引き換えに

上記の2名は公務員やSEとして勤務していた方でしたが、安定した職場で給与基準も高く、待遇面では何ら不満はありませんでした。

しかし、マスコミ・エンタメ業界に転職することで、労働条件は下がってしまいます。

・給与ダウン
・残業増
・休日減
・実力主義(安定は自分次第)

みんながみんな労働条件が大幅にダウンするわけではないですが、客観的に見ると今の会社(仕事)にいた方が良いと言う方は多いかと思います。

それでも、一度きりの人生を後悔しないように、彼ら彼女らは選択したのです。

10年後の仕事を考える

好きな(興味のある)仕事がしたいと思っていても、現状に不満がない場合、転職を決意するのは簡単ではありません。

転職サポート面談でじっくりと話し合い、その後考えて考えて、転職を思いとどまる方もいます。

それでも、将来を本気で考えた時間は決して無駄にはなりません。

皆さんが、この先10年~20年・・・と、どんな仕事をして生きていきたいのかを考えるお手伝いが出来ればと思っています。

どうぞまずはご相談を。

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≪石川かおり≫

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