【面接が苦手な方】意識して欲しい5つのポイント!

2017年11月6日

面接

「面接が苦手」

そんな求職者はたくさんいます。

逆に、「面接が得意!」なんて求職者はあまり見たことがありません。

何かちょっと嫌ですよね、得意って・・・。

キャリアトレインの就職・転職サポート面談では、求職者にリラックスしてお話ししてもらう為に、こちらからあれこれと気を遣うので、その人らしさがだんだん出てきますが、面接ではそうはいきません。

第一印象が悪ければ、そこで面接は終了。

少ない面接時間の中で、“自力”で自分の良さを出せなければなりません。

良さは充分に持っているのに、面接で発揮出来ない求職者(登録者)がいます。

◎番組制作アシスタントディレクター希望Sさん(23歳女性)

「おとなしそう」

これがSさんの第一印象です。
Sさんは緊張しやすくあがり症であることから、そんな印象を持たれてしまいます。
番組制作への情熱はあるのに、言葉に出来ない。面接では聞かれたことに端的に答えるだけで、会話が途切れがちに。積極性が必要とされる番組制作の仕事には適さないと判断されてしまいました。

◎芸能プロダクションデスク希望Kさん(24歳女性)

「疲れてる?」

番組制作アシスタントディレクターとして2年間の勤務経験を持つKさん。
某芸能プロダクションの面接を受けた際、不採用理由としてこう言われたのです。Kさんは笑顔がなく、何となく一歩引いた感じに見えるところがあります。業界経験者だからこそ、芸能プロダクションについてわからないこともあまりなく、前のめりな姿勢を求める企業との温度差が出てしまいました。

面接が苦手な理由

誰だって初対面の面接官と話しをするのは多少の緊張はするものです。

むしろ、求職者の緊張している様子を見て、面接官は「志望度が高い」と受け取ることもあります。

それでも緊張し過ぎてしまう求職者はいます。

なぜ面接でそこまで緊張してしまうのでしょうか?

■自信がない
・企業研究が足りない
・志望動機などがまとまっていない
・自己分析が出来ていない

■面接官が気になる
・うなづいてくれない
・間違ったことを言ってしまったかも
・自分に興味がなさそう

■自己表現することが不慣れ
・普段から自分を出すことをしない
・アピール下手
・自分を表す言葉やアクションを持っていない

などなど。

準備不足、他人の顔色を見過ぎ、和を以て貴しとなす精神?的なものが邪魔をして、面接で極度の緊張を強いられることが考えられます。

また、『嘘・ごまかし・カッコつけ』が過ぎると、面接官に突っ込まれてボロボロになることは必然です。

面接で意識したい5つ

面接が苦手な方が突然得意になることは難しいので、まずはこれだけは心掛けて欲しいことがあります。

①見た目印象の改善

何だかんだで面接は第一印象が命です。
好感を持たれやすい見た目で臨むことにまずは必死になってください。

②最初のあいさつで決まる

「掴みはOK!」これこそ面接で意識したいことです。
面接ルームに入室後、面接官と対峙した際の第一声の挨拶で面接の行方が決まります。

③笑顔でうなづく

面接では求職者側が話さなければならないと思いがちですが、聞き上手であることも手です。
面接官のお話しに笑顔でうなづき、気持ちよく話してもらうことで求職者のコミュニケーション能力が図れます。

④プラスアルファで返す

面接官からの質問に的確に答えることはもちろん、なぜそうなのかをつけ足して答えるように。
「○○ですか?」⇒「〇〇です」⇒「え?なんでそう言えるの?」
理由を述べないと面接官はモヤっとします。

⑤素直にわからないと言う

わからないことはわからないと言う。下手に食らいつこうとすると墓穴を掘ります。
未経験分野の仕事であればなおさらです。面接は選考だけではなく、仕事を理解する為の勉強の場でもあります。

面接のアドバイス

私はいつも、面接に臨む登録者(求職者)にこう声をかけます。

「楽しくおしゃべりしてきてください!」

面接では大層立派なことを言う必要はありません。

どれだけ面接官とコミュニケーションが取れるか。

重要なのは、「この人と一緒に働きたい」と思わせることです。

面接官は、「一緒に働くことになるかも知れない人」です。

そういった気持ちで面接に臨めば、極端に緊張することはないかも知れませんね。

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≪石川かおり≫

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