【4K】職業なのに番組制作の仕事しか出来ないワケ

2017年11月8日

楽しい

番組制作の仕事に関して、ネガティブな情報はいくらでも調べることが出来ます。

いざ、テレビ業界に入ってみたら、「こんなはずじゃなかった!」とは言わせないほど、インターネットで少し調べただけでもたくさんの悪い情報が溢れています。

K:帰れない
K:きつい
K:給料が安い
K:厳しい

こんな風に、番組制作の仕事は【3K】どころか【4K】なんて言われています。

確かに、番組制作の仕事では上記のようなこともあるので、事実は事実として知っておくべきです。

しかし、番組制作会社の数は都内だけでも何百社とあって、相当数の方達が制作スタッフとして働いています。

ただきついだけの仕事を、こんなにもたくさんの方達がやるでしょうか?

番組制作会社の面接で、面接官(代表、プロデューサー、人事担当者など)が番組制作の仕事の大変さを伝えつつも、“楽しさ”“やりがい”などを語ってくれることがあります。

実際に番組制作の仕事に携わっている方達が語る“番組制作の楽しさ”は、これから業界を目指す求職者にとって希望になります。

番組制作の楽しさ

これまでに、番組制作スタッフの皆様から聞いた“番組制作の楽しさ”をご紹介します。

◆会えない人に会える!

人気タレントや俳優女優、有名スポーツ選手、ハリウッドスター、大物政治家など。番組に出演したり、インタビューしたり、テレビ局ですれ違ったり!?番組制作の仕事をしていなければ、なかなか会うことが出来ない人に会えてしまうのです!

◆行けない所に行ける!

お客さんが誰もいないディズニーランド、海外の秘境、米アカデミー賞授賞式、シークレットな映画の撮影現場など。一般人はなかなか行くことが出来ないような場所に、番組制作の仕事として行くことが出来るのです!

◆自分が作った番組が放送される喜び!

苦労してみんなで制作した番組が放送される時、疲労感も吹っ飛ぶくらい嬉しい気持ちになります。家族や友達から、「観たよ!」「面白かったよ!」と言われようものなら喜びが何倍にもなります。

◆テレビの影響力は絶大!

インターネットなど、テレビ以外のメディアに押され気味の昨今ですが、まだまだテレビの影響力は大きいものです。テレビで放送されたことが翌日の話題になり、ネットを賑わせることもあります。影響力のあるメディアで、自分たちの作品や想いを表現出来ることに使命感を感じることもあります。

◆毎日違う経験が出来る!

番組制作の仕事は毎日決まったことを行うわけではありません。社内でデスクワークの日もあれば、ロケに行ったり、テレビ局のスタジオで収録したり。時にはピンチも発生しますが、毎日違う経験が出来て退屈することはありません。

番外編

◇通勤ラッシュがない!

番組制作会社の出社時間は10時や11時と遅め。通勤ラッシュ地獄から回避することが出来ます!

◇服装・髪型自由!

夏の番組制作会社内には半パン&ビーサンのディレクターも現れます。明るい髪色OKな会社もあります!

◇サラリーマンより稼げる!?

プロデューサーやディレクター曰く、普通にサラリーマンをしている同級生よりも稼いでるなんて!

テレビ業界にハマった

何年、何十年も番組制作の仕事をされている方達は、よく「この仕事しか出来ない」とおっしゃいます。

先日お会いした某番組制作会社のプロデューサーは、新卒で一般企業の営業職を1年経験した後、テレビ業界に転職したそうなのですが、「この仕事にハマったんだよね~」とおっしゃっていました。

そう、抽象的ではありますが、“仕事にハマる”という実感をお持ちの方は、長続きするのです。

テレビ業界ならではの楽しさを知ることで実感することが出来、やはり苦しさを乗り越えた先に得られるものなのだと思います。

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≪石川かおり≫

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