どっちがイイの?直接応募VS転職エージェント

2016年11月2日

選択

仕事を探す手段は様々あります。

ハローワーク、求人サイト、知り合いからの紹介、転職エージェント、新聞広告、折り込みチラシ、フリーペーパー・・・etc

時代によって求人のトレンドも変化してきましたが、若年層はインターネットを活用した求職活動をされている方がほとんどかと思います。

その中で、【求人サイトで直接企業に応募する】【転職エージェントに登録する】は有力な手段の2つではないでしょうか?

キャリアトレインではこの2つの手段をサイト上で展開していますが、求職者の方達の動向を見ていると、どちらか1つの手段を選択して求職活動をしている方がとても多く見受けられます。

どちらか1つの手段を択ばなくてはならないわけではないのですが、なぜか両方を平行して利用される方が少ないのです。

求職者の皆さん、それぞれの事情や都合により使い分けているのかと思います。

【求人サイトで直接企業に応募する】と【転職エージェントに登録する】は、一般的に言われているメリット・デメリットの他に、人それぞれどちらが適していると言うことが出来ます。

直接応募or転職エージェント

どちらが良い悪いではなく、それぞれにメリット・デメリットがあります。

求人サイトで直接企業に応募する

■メリット
・パソコンやスマホから24時間簡単に応募出来る
・自分のペースでゆっくりと時間をかけて応募したい時に出来る
・求人サイトの広告は新鮮な求人の為、企業の採用意欲が高い

■デメリット
・求人サイトの広告は一方通行の為、自分が採用の対象となっているか否かわからない
・求人サイトに載っている条件と、実際の採用条件が異なっていたり、質の悪いブラック企業の可能性がある
・不採用になった場合、理由がわからない

転職エージェントに登録する

■メリット
・自分の希望や適性にマッチした求人を紹介してもらえる
・応募書類の添削、将来の方向性、面接対策など、相談に乗ってもらえる
・面接、入社時期、給与などの設定や交渉を代行してもらえる

■デメリット
・転職エージェントまで登録面談に行く必要がある
・紹介される求人を待つだけだと主体的な転職活動が出来ない
・エージェントとの相性や意思疎通が図れないと効率が悪くなる

こうして比較してみると一長一短、どちらも転職するにあたり利用価値はありますが、下記のような求職者は転職エージェントを利用した方が良い場合もあります。

説明必須の転職理由

転職理由は人それぞれです。

転職希望先に言いづらいことや、応募書類だけ見たら落とされてしまうような理由もあります。

例えば、、、

入社3ヶ月で退職

本人は悪くない!

<理由>
正社員、月給20万円、通勤費支給という条件で入社したのに蓋を開けてみたら、契約社員、月給17万円(通勤費込)!それでも仕事を覚えたいと思い我慢したのですが、入社3ヶ月間で休みは1日だけ。私物がなくなったり、先輩から物を投げつけられたりと、好きなテレビが嫌いになる前に環境を替えたいと思い退職しました。

同業からの転職

こだわり重視の転職!

<理由>
番組制作会社のアシスタントディレクターとして3年。バラエティ番組制作を志望して入社したのですが、ニュース番組に配属。そのうち異動させてくれると言う会社を信じて待っていたのですが、一向に希望が叶う様子がありませんでした。ロケとスタジオの両方を学べるバラエティ番組への配属を希望し、転職先を探しています。

ブランク有り

子供がいるだけでNG!?

<理由>
番組ディレクターとして30歳までテレビ業界で勤務し、出産・育児の為、3年のブランクに。家族の協力もあり、完全にテレビ業界に復帰することが出来るのですが、応募書類だけだと理解を得られず、書類選考に通らない状況が続いていました。

一筋縄ではいかない退職理由や、こだわりの条件や仕事内容など、転職エージェント自身が誰よりも納得して理解しているからこそ色々な事情がある求職者をサポートすることが出来ます。

応募しないと始まらない

マスコミ・エンタメ業界志望の求職者と話していると、「昔から興味はあったのですが、応募まではしませんでした」という方とよく出会います。

そう話す皆さんは、ほとんどが20代後半以降の方達。

マスコミ・エンタメ業界は下積みのある職種が多く、未経験者の場合、20代半ばくらいの方を対象にした求人がほとんどです。

せっかく勇気を出したのに、年齢制限でブロックされてしまうことにもなりかねません。

結局はどんな方法でも応募しなければ何も始まらない、時が逸してしまえば可能性も狭まってしまいます。

まずはチャレンジあるのみです!

就職・転職サポート応募

《石川かおり》

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