某テレビ番組制作会社に勤務している
アシスタントディレクターのO君（22歳）とテレビ局のロビーで話していたら、
目の前に某人気アイドルの女の子が通ったのでテンションの上がった私はO君に、
「凄いね！やっぱりすっごく可愛いね～♪」

するとO君はまるで興味のないそぶり・・・。

はしゃぐのがカッコ悪いと思っているわけではなくて、
本当に女子に興味がないらしいのです。

好きな女性タレントもいなければ、
リアルで付き合っている子もいないらしい・・・。

ルックスもまぁまぁ（笑）だし、
仕事も頑張っていて周りの評判も良いし、
モテないことはないと思うのですが・・・
なんだろこの淡白な感じは？？？

下世話な私は興味津津になってしまいました。

私「女の子にモテたいと思わないの？」

O君「別にめんどくさいっすね～」

そういえば、今年の新成人の意識調査で衝撃的な数字が出ていましたね。
※結婚相談所オーネット調べ

男子の８２．３％
女子の６８．３％

が彼女・彼氏がナシ！！

2000年に行った同社の調査から比較すると、
男性は30％、女性は15％くらいのナシ率上昇！

「異性との交際に積極的ではない」という項目には、
なんと63.3％がイエスと回答しているのです。

こういった現象が噂の！
2013年流行語大賞候補に登場した『さとり世代』なのでしょうか！？

『さとり世代』とは？
堅実で高望みをしない、現代の若者気質を表す言葉（知恵蔵より）

現実的な彼らは、結果のわかっていることには手を出さないのが特徴・・・。

出典：www.asahi.com

確かにO君は旅行も車も興味がなく、パチンコなどにも縁がないようです。

私はこれが悪い現象だとはまったく思いませんが、
クリエイティブ業界で働く人達は悟っちゃってて良いのでしょうか？
人を喜ばせる仕事をしている人には、
チャレンジングでいて欲しいと思ってしまう『ミニマムライフ世代』の私でした。

『ミニマムライフ世代』とは？
最低限度の生活を好む保守的な人のこと

なんだ、うん十年前から同じようなことを言われているのですね。