はじめに
2025年から2026年にかけて、マスコミ・エンタメ業界では大きな変化が起きています。
動画配信サービスやSNSコンテンツの拡大により、従来のテレビ・映画に加え、多彩なメディアで人材が求められるようになりました。
その一方で、業界特有の体力勝負や不規則な勤務体系といった課題も一部ではまだあり、「本当に自分に合っているのか」と不安を抱える方も少なくありません。
そこで今回は、実際に2025年にマスコミ・エンタメ業界への転職を果たした方々に、キャリアの歩みや準備で苦労したこと、実際に働いてみてのリアルな感想を伺いました。
これから挑戦する方の参考になればと思います。
事例① 異業種からの転身 ― 広告代理店営業から映像制作へ
キャリア経路
最初の事例は、広告代理店で営業をしていた30代前半の男性。
クライアントの要望を形にする過程で「自分も映像制作の現場に関わりたい」という思いが強くなり、映像制作会社への転職を決意しました。
転職準備の苦労と工夫
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映像制作は未経験のため、仕事を続けながらオンラインスクールでPremiere ProやAfter Effectsを学習。
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自主制作で短編動画を複数作り、それをポートフォリオとして提出。
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営業経験を活かし「クライアントのニーズを的確に掴める強み」を面接で強調。
求められたスキル
意外だったのは、専門的な編集スキルよりも「企画力」や「クライアント対応力」が評価された点。
営業出身ならではの視点が歓迎されました。
転職後のギャップ
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制作現場は体力的に厳しい日も多い。
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しかし、自分の発想が映像として世に出る達成感は大きく、「やっと自分のやりたかったことができている」と充実している。
事例② 未経験から現場へ ― 大学職員からテレビ番組ADへ
キャリア経路
二つ目は、安定した大学職員の仕事からテレビ番組制作会社のADに飛び込んだ20代女性。
学生時代からテレビ業界に憧れていたものの、新卒時には安定を選択。
しかし「挑戦しないままでは後悔する」と考え、転職を決意しました。
転職準備の苦労と工夫
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面接では「安定を捨てて挑戦する理由」をしっかり言語化。夢を追う気持ちを具体的に伝えることに注力。
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求人票には書かれていないAD業務の実態(拘束時間の長さや雑務の多さ)を、エージェントを通じて事前に把握。覚悟を持った上で応募できたことが大きかったそうです。
求められたスキル
「未経験OK」とはいえ、実際に重視されたのは基礎的な社会人スキル。
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Excelを使ったスケジュール管理
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丁寧な電話・メール対応
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体力・粘り強さ
転職後のギャップ
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炎天下のロケや突発的な仕事で体力的にハードな場面は多い。
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ただし、番組がオンエアされる瞬間に感じる喜びは格別。「大変だけど、この仕事を選んでよかった」と実感しているとのこと。
事例③ 業界経験者のステップアップ ― 制作アシスタントから広報担当へ
キャリア経路
最後は、映像制作会社でアシスタントを経験した後、企業の広報部門に転職した30代女性の事例。
制作現場で培った経験を「社外発信」に生かす道を選びました。
転職準備の苦労と工夫
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広報は未経験のため、応募先企業に向けて「これまでの制作実績」をストーリー仕立てでまとめ直し、企画力や発信力をアピール。
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面接では「どう伝えれば人の心を動かせるか」を意識して話すことで評価につながったそうです。
求められたスキル
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資料作成力(PowerPointを活用したプレゼン資料など)
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社内外の調整能力
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メディアリレーション(取材対応やメディアとの関係構築)
転職後のギャップ
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制作現場ほどスピード感はなく、戦略的に情報発信する難しさを痛感。
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ただし、生活リズムは安定し、ワークライフバランスが格段に改善。「長くキャリアを続けられる環境に移れた」と話しています。
まとめ
2025年~2026年の転職事例から見えてくる共通点は、次の3つです。
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未経験でも、ポートフォリオで意欲を示すことが重要
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異業種で培った強みを言語化できる人は評価されやすい
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業界のリアルを事前に知ることで、入社後のギャップを乗り越えやすい
マスコミ・エンタメ業界への転職は華やかに見えつつも厳しさが伴います。
しかし、しっかり準備をすればキャリアチェンジやステップアップのチャンスは十分にあります。
キャリアトレインのような専門エージェントを活用すれば、非公開求人の紹介はもちろん、実際の現場情報や採用担当者の意図なども把握できます。
転職を成功させるためには「正しい情報を得て、戦略的に動く」ことがカギになるでしょう。
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石川かおり

