マスコミ業界に入るなら!(中途入社編)

2015年4月8日

ニュースの現場

Q:「新卒時に希望していたマスコミ業界の企業に入れませんでした・・・。中途でもチャンスはあるのでしょうか?」

A:職種や会社の規模などにもよりますが、あるマスコミ業界の企業では中途入社が8割を超えるところも!?

Q:「『マスコミ』と言うと、『報道』のイメージ。報道以外でマスコミ業界の仕事が知りたい!」

報道の現場などで、賞賛を受けることも、時には批判の的になることもある『マスコミ』

マスコミ業界と言っても色々です。
キャリアトレインではやや広い意味でのマスコミ業界のお仕事を紹介しています。

そもそもマスコミ業界とは?

マスコミュニケーション(英: mass communication)あるいは大衆伝達(たいしゅうでんたつ)とは、マスメディア(具体的にはテレビ、ラジオ、インターネット、新聞、雑誌、書籍など)を用いて、不特定多数の大衆(マス)に大量の情報を伝達すること。

コトバンク デジタル大辞泉

これらを行う企業のことを『マスコミ』とも言います。
WEBサイトなど、情報を提供する手段のことも広い意味で『マスコミ』と言われています。

キャリアトレインでは、エンターテインメント分野の業種・職種も含めて、『マスコミ』と表現しています。

マスコミ業界分類/就職先

テレビ

・NHK(国営放送)
・キー局(日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョン)
・準キー局(在阪広域局のこと)
・ローカル局(一定の地域を放送エリアとする局のこと)
・番組制作会社(テレビ番組以外のコンテンツ制作も手がける)

新聞

・全国紙(読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞
・ブロック紙(北海道新聞、河北新報、中日新聞、東京新聞、中国新聞、西日本新聞)
・地方紙(ブロック紙より狭いエリアで発行する新聞のこと)
・専門紙(日本経済新聞、スポーツ紙、業界紙など)
・機関紙(大学新聞、宗教団体紙など) その他

出版

・出版社(2014年売上ランキング1位KADOKAWA、2位講談社、3位集英社)

広告

・広告代理店(メディア、インターネット広告、フリーペーパーなど)
・CM企画・制作会社
・SPイベント、プロモーション会社 その他

ラジオ

・ラジオ局(NHK、民放、ネットワークなど)
・ラジオ番組制作会社

音楽

・レコード会社
・アーティストマネージメント事務所
・音楽出版社
・音響制作会社
・スタジオ(リハーサル、レコーディングなど)その他

芸能

・芸能事務所

映画

・映画配給会社
・映画宣伝会社
・制作系プロダクション(映画以外のコンテンツ制作も行う会社も多い)
・技術系プロダクション(撮影、照明、録音など)
・CGプロダクション(CG技術会社)
・ポストプロダクション(編集、合成、字幕製作など)その他

舞台・演劇・コンサート

・大手劇場、ホール
・有名劇団
・照明・音響・美術会社 その他

ゲーム

・ゲーム開発会社
・ゲームメーカー その他

アニメ

・元請制作会社(企画~制作)クレジットに表記有り
・下請け制作会社(制作業務全般)
・アニメーション制作専門スタジオ(作画・背景美術、仕上げなど)その他

イベント

・各種ステージイベント制作会社
・スポーツイベント制作会社
・コンサート・ライブ制作会社
・ブライダル(ブライダル関連に特化したイベント制作会社)その他

マスコミ業界に入るには

《テレビ業界の場合》

①新卒でテレビ局に就職(ごくわずか)
②新卒で番組制作会社に就職
③中途で番組制作会社に転職(番組制作会社の社員はほとんど中途)

《芸能事務所の場合》

①新卒で芸能事務所に就職(ごくわずか)
②中途で芸能事務所に就職(芸能マネージャー職の場合、営業経験やマスコミ業界での経験者が優遇される)

キャリアトレインの就職・転職サポートでは・・・
番組アシスタントディレクターから芸能マネージャーへの転職者が多い!

マスコミ業界の新卒採用枠はごくわずかです。中には倍率1000倍を超える会社も珍しくありません。

名だたる人気企業の中で、マスコミ系企業は100以内にぞろぞろ入っています。

就職人気企業ランキング

電通

博報堂
テレビ朝日
集英社
東宝

「みんなの就職活動日記」の「2015年度卒 新卒就職人気企業ランキング」

マスコミ業界での働き方

マスコミ業界は就職先として人気があることはわかったかと思います。
では、人気があるから華やかで楽しい世界なのかというと・・・。
経験した方にはわかると思いますが、そんなイメージとは真逆です。

テレビ業界長時間労働
キャリコネ2015.1.10

ゲーム業界重労働
TegeYoka.com

下請け企業だからハードワークが当たり前なのかというと、そういうことではありません。
某大手広告代理店に勤務する知人は、土日もなく働いています。
賃金設定の違いなど、会社や職種によって“格差”はありますが、超多忙ということには変わりはないようです。

募集職種に近しい経験や、認めるスキルを限定する会社もありますが、未経験者も歓迎しているマスコミ業界の会社は意外にたくさん存在します。

ただ、大きく選考を左右してくるのは“年齢”です。

多くのマスコミ業界の会社は、未経験者であるならば20代を求めています。

理由は会社によって色々ですが、上記にもあるように体力勝負の仕事であると言うことは大きな要因の1つです。

新卒時にマスコミ業界に興味があった方や、昔からチャレンジしたいと思っていた方は、1歳でも若いうちに動いてみてはいかがでしょうか?

就職・転職サポート応募

《石川かおり》

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