卒業までカウントダウン!?15年新卒の就活ラストスパート!
1月に入って、今年3月卒業の学生からの応募が急増しています。
例年見られる現象ではあるのですが、今年は就活の出足が早い学生、遅い学生の差が激しい気がしています。
就活生には嬉しい“売り手市場”の中、内定獲得への危機感がない学生も多く見られ、中には「どこでも就職しようと思えば出来ますから」なんて言う学生もいました。
「番組制作会社ならば人手不足なので焦って就活しなくても内定を得られる」と豪語する学生も!
定期採用を行っている番組制作会社の場合、すでに内定者が確定しているので今からの応募は受け付けていないところもあります。
ただそれは全体から見ると少ないものです。
映像制作会社は1000社を超えると言われています。
その中でテレビ番組制作業務を中心にしている会社は半分の500社くらい。
ほとんどの会社が人手不足に陥っている現状があります。
人手不足の会社が必ずしも採用活動をしているのかは別として、新卒・中途問わず、1年を通して募集している会社は多くあります。
確かに、どこかしらの番組制作会社に就職することは難しいことではないような気がしてきます。
入るのは難しくないかも知れません。
問題は入った後です。
あっという間に辞めてしまう新卒は毎年数知れず。
何となく興味のある分野は・・・「テレビかなぁ」みたいな感じで入った方は、ほとんど続きません。
志の低い就活で、スルスルっと入社してしまった結果、「なんか違う」と思うのも早いようです。
就活スタートが遅いことが悪いわけではありません。
海外留学、卒業制作、学業、職業選択検討・・・。
学生のうちにやっておいた方が良いことはたくさんありますし、それぞれのスタート時期があって良いと思います。
業種・職種・会社によって選考のタイミングが決められている場合、その時期を逃してしまうと新卒で勝負するのは難しくなりますが、そこはきちんと調べた上でどうするのかを検討したら良いと思います。
就活をスタートしないからと言って、何もしないわけにはいきませんね。
さて、キャリアトレインにお越し頂く学生の皆さんは、番組制作会社志望の方が多いです。
入社までの対策ももちろんですが、入社後について強烈に話をしています。
そこで引いてしまう方もいますし、「やっちゃる!」と言う方もいます。
まずは聞いてみなければわかりませんよね。
そろそろ行動あるのみではないでしょうか!
《石川かおり》