『尊敬出来る先輩』は幻想!?働くために必要な自分軸を持とう
「尊敬出来る先輩がいないから辞めます」
出た出た。。。
テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)が辞める時のセリフ第2位!
1位の「休めない・帰れないから辞めます」と同じくらい?
同率1位と言っても良いくらい、ADさん達からよく発せられるセリフです。
『尊敬出来る先輩』を求めるのはテレビ業界に限らないようです。
あるコンサルティングが2014年4月入社の新入社員を対象に調査したところ・・・
70%超の新入社員が「職場に『将来こうなりたい』と憧れる先輩、上司がいない」と答えたそうです。
同時に、それが理由で退職を考えたと言うのですから衝撃です。
かくいう私も20代の時の職場では『尊敬出来る先輩』とやらはいませんでした。
私はそれが自分の傲慢さからきていたと思っています。
先輩達はそれぞれに努力していて、後輩の私なんかが評価すべきではないと、30代になりわかりました。
どうしても「ああはなりたくない」と思うならならなきゃ良い話です。
一緒に働いていると何かうつるのでしょうか?
『反面教師』という言葉もありますよね。
悪い例を見て、自分はそうならないぞ!と思うことです。
自分がどうしたいかと言う軸を持っていれば、「先輩が・・」「誰々が・・・」なんてことが退職理由にはならないはずです。
何をどうしたら先輩たちは自分にとって『尊敬出来る先輩』になるのでしょうか?
なぜ『尊敬出来る先輩』がいないとダメなのでしょうか?
『尊敬出来る先輩』がいれば何かが飛躍的に変わるのでしょうか?
退職理由は「尊敬出来る先輩がいなかったから」なんて、転職面接で言って受け入れられると思わないでください。
「うちの会社にはいるから大丈夫だよ」なんて会社はありません。ドン引きされるのがオチです。
嫌な先輩と一緒に働くのは辛いと思いますが、新入社員の70%が「尊敬出来る先輩がいない」と思っている世の中です。
『尊敬出来る先輩』はそう簡単に見付けられそうにもありませんね。
その度に会社を辞めて、探し続けますか?
≪石川かおり≫