『ゆるい就職』の裏にあるアンチテーゼ!?働き方の多様化はここまで来た!

2014年9月29日

9月24日の毎日新聞に衝撃!?の記事が出ていました。
※Yahoo!ニュースでも配信

若者が正社員で働くのは「負け」

その名も『ゆるい就職』

週3日働いて月収15万円

社会保険対象外

これが『ゆるい就職』と言う働き方だそうです。

うたい文句は「週5日勤務の『あたりまえ』がバカらしい」。

新卒~25歳くらいまでの若者限定。

説明会には若者が殺到しているらしいです。

「残業続きで生きるために働くのか、働くために生きるのか分からない」

「週休2日じゃ自分の好きなことなど何もできない」

「起業の為に、残りの4日を使いたい」

『ゆるい就職』を選択する人には色々な理由があるようです。

働き方を選ぶ若者たち

多様化する働き方の一種なので、こういうのを選ぶ人もいるわけですから批判対象にはなりませんが、どっちに転ぶのかは疑問です。

■目標があって週休4日を選ぶ人
(将来のやりがいを見付けたい人)

■働くことが馬鹿らしいだけの人

『ゆるい就職』を選んだ先に待っているのはどんな未来でしょうか?

2~3年でどうにかしないと、さすがに月収15万円じゃ自立出来ませんよね。

そう考えると、ちっとも“ゆるく”ありませんね。

タイムリミットもありますし、週5勤務で正社員している方がそこまで切羽詰まらないかと・・・。

これは一見、「仕事以外のことに積極的に時間を使いたい」と考える今時の若者に合わせたプロジェクトに見えますが、そうではなく、「若いうちにやりがいを見付けて、生きるとは何かを真剣に考えよう」というアンチテーゼではないでしょうか!

まぁ実際、ゆるいのは週休4日という勤務形態だけだそうです。
短い勤務日数で成果を問われるようですしね・・・。

さて、テレビ業界は言わずもがな『ゆるい就職』は無理です。
長時間労働&休日返上でテレビ業界の若者は頑張っています。
もちろん長時間労働&休日返上が良いとは思わないし、合わない人はどんどん辞めて行きます。
それでも頑張っている人はたくさんいます。
彼らは夢や目標の為に、週5日以上を費やしています。
私はそれを「バカらしい」とは思いません。

週4日も休まなくてもやりたいことをやっている人は山ほどいます。
って言うか、それが出来ない人は『ゆるい就職』を選んだらどうなるか・・・。

『ゆるい就職』と

≪石川かおり≫

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