いざ、街頭インタビューへ!ADの重要任務!見ず知らずの人に話しかける勇気
2014年9月17日
「8割くらいの確率でわかるようになりました」
ドヤ顔で話すW君(24歳)は、テレビ番組制作会社勤務2年のアシスタントディレクター(AD)です。
何が8割くらいの確率でわかるのかと言うと、街頭インタビューで質問に答えてくれる人の割合のことです。
W君は情報番組のワンコーナーを担当しているのですが、
このコーナーは一般視聴者のインタビューが重要な役割を占めており、
W君は2人組みで街頭に立つことが多くあります。
入社当初から街頭インタビュー担当として街に繰り出していたW君は、「あ、この人ならいける!」とピンと来るようになったと言うのです。
街頭インタビューのメッカ?である、新橋駅SL広場前や銀座の歩行者天国に行くと、同じく街頭インタビューに励んでいる他局の番組スタッフに出くわすこともあります。
どちらが多くインタビューをとる事が出来るか、知らず知らずに競い合っているなんてことも。
元々、人と話すことが好きなW君には街頭インタビューという仕事は苦ではないそうです。
人と話すのが苦手な人や、そうでなくても街行く人に声を掛ける経験は普通はあまりないと思います。
以前ある番組制作会社の面接で、こんな質問がありました。
「ナンパしたことある?」
この質問の意図は街頭インタビューのような場面でわかると思います。
テレビ番組のスタッフを募集する求人には、
「コミュニケーション能力重視」と記載されているものが多くあります。
知らない人に声を掛けて、インタビューをとって来る。
コミュニケーション能力がない人には厳しいですよね。
仕事だからと割り切っているスタッフもたくさんいます。
本当は知らない人になんか話しかけたくないけれど、仕事だからやらなきゃならない。
ほとんどのスタッフがそうかもです。
番組を良くする為に、AD1人1人が乗り越えなければならないことは多々あるようですね。
≪石川かおり≫