新入社員(AD)から宅急便が届いた日・・・。悟るしかない会社はどうしたら良いか!

2014年9月2日

今年7月、あるテレビ番組制作会社に就職したU君(25歳)

就職活動の為、地方から上京したU君でしたが決してスムーズに進みませんでした。

テレビ業界に入ることを目指してはいたのですが、放送作家を目指すのか、ディレクターを目指してADから下積みを積むのか、スタートで悩んでいました。

その迷いが面接でも見えてしまい、どっちつかずの印象になってしまっていたのです。

最終的に採用してくれた会社では、面接で社長が登場したのですが、U君にとって「こんな風になりたい」と思えるような社長でした。
そこでディレクターを目指すという思いを固めたのでした。

そう、思いを固めたはずなのですが・・・。

宅急便

8月後半。

U君から会社宛に宅急便が届きました。

中身は会社から支給されたノートパソコンと携帯電話。

・・・!?

U君とは連絡がつきません。

世に言う「バックれ」というやつです。

会社のみんなは思い当たるふしがないそうなのです。

U君なりに何かあったのかも知れませんが、こんな辞め方ってアリですか???

手紙も入っていなければ、流行のメールで辞めますもありません。

まぁ、辞めたと悟ってくれと言うことです。

U君は就職が決まった時にとても喜んでくれました。

「頑張ります!」とキラキラした目をして言ってくれました。

だからこそ、早々に退職を決めてしまったことで合わせる顔がないのかも知れません。

がっかりされることに耐えられないとか・・・。

もうこちらは想像するしかありません。

去って行くスタッフはたくさんいますが、このような辞め方は本当に残念でなりません。

宅急便を呼ぶ手間が掛けられるのならば、メール1本は無理だったでしょうか。。。

support_btn

≪石川かおり≫

PAGE TOP