“こだわり”で明暗がわかれる求人広告!?
「うちのホームページ見て、適当に作ってよ」
これはまぎれもなく求人広告掲載依頼時の企業からのセリフです。
キャリアトレインの求人広告は担当者が求人企業に出向き、取材を元に作成した原稿を掲載しています。
求人企業の担当者自ら作成したいという場合もありますが、
ほとんどの広告は直接企業のお話を伺ってキャリアトレインが作っています。
冒頭の企業にも取材を申し出たところ・・・あのセリフが返ってきたというわけです。
初めてのお付き合いになる企業だったので、何をしている会社かぐらいしかわかりません。
頼りの企業ホームページにも会社概要くらいしか載っていません。
物理的には私が想像とニュアンスで原稿を作って掲載することは可能なのですが、ここは丁重にお断りしました。
正直言ってしまえば、適当に原稿作って良いのであればこんなに楽なことはありません。
ただ、適当に作った広告とそうでない広告とはハッキリと結果が分かれます。
同じような広告。
例えばテレビ番組制作のアシスタントディレクター職は求人が多いのですが、この中でもハッキリと明暗がわかれています。
勤務条件などの基本事項がきちんと記載されていることはもちろん、自社の魅力を伝えようと努力が見える会社には希望者が集まります。
今後はますます優秀な人材の取り合いが必至です。
情報が氾濫し、個人の力でその情報を取捨選択出来る現代では、単純に大手企業だから、有名企業だからと言って人が集まるわけではありません。
ましてや、求人広告を出せば人が集まるというのは過去のお話です。
大手求人広告媒体に出したところで、以前ほどの反響が得られないことを肌で感じている企業は多いはずです。
キャリアトレインの求人状況を見ても同じことが言えます。
業界内で比較的大手と言われる企業が広告を掲載すると、他の企業よりも応募者が多いかと言うと、まったくそんなことはありません。
その会社らしさが滲み出てくるような求人広告が求職者の心を掴んでいます。
キャリアトレインは求人広告を出してもらうことが目標ではありません。
また、ただ頭数を揃えるだけが目的の求人広告も歓迎していません。
自社にとって大切な社員になる方との出会いの場であることを願っています。
≪石川かおり≫